チェコ国鉄
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路線番号 | 178 |
路線総延長 | 106 km |
軌間 | 1435 mm |
電圧 | 25 kV / 50 Hz(交流) |
停車場・施設・接続路線
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プラハ - プルゼニ線、プルゼニ - チェスケー・ブヂェヨヴィツェ線
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オブルニッツェ方面
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349.1
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プルゼニ中央駅
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ジェレズナー・ルダ方面
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350.6
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プルゼニ・イジュニー・プルジェドミェスティ
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プルゼニ - フルト・イム・ヴァルト線
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プルゼニ・ザドニー・スクヴルナーニ
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355.5
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プルゼニ・クルジミツェ
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357.6
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ヴォッホフ
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ボヘミア=モラヴィア保護領境界(1938~1945)
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360.1
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コゾルピ
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366.0
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プレゼント
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プニョヴァニ停車駅
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372.2
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プニョヴァニ
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プニョヴァニ - ベズドルジツェ線
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376.0
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スリスラヴ
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377.9
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ヴラノフ・ウ・ストルジブラ
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382.2
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ストルジブロ
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387.0
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ミリーコフ
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スヴォイジーン - ボル線
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391.0
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スヴォイジーン
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Tunnel Svojšínsky (152 m)
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396.9
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オシェリーン
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403.9
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パヴロヴィツェ
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408.6
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ブロド・ナド・ティファニー
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プラナー - タホフ線
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412.6
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プラナー・ウ・マリアーンスキーフ・ラーズニー
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417.5
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ホドヴァ・プラナー
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424.6
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マリアーンスケー・ラーズニェ
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マリアーンスケー・ラーズニェ - カルロヴィ・ヴァリ線
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427.8
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ヴァリ・ウ・マリアンスキーフ・ラーズニー
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432.3
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ラーズニェ・キンジュヴァルト
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438.4
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ドルニー・ジャンドヴ
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441.6
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サライナ
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445.5
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リポヴァー・ウ・ヘブ
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448.4
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ステブニッツェ
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451.1
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ヴシェボルジ
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旧エガー - ヴィーザウ線
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ニュルンベルク - ヘプ線
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455.0
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ヘプ
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ホムトフ - ヘプ線、プラウエン - ヘプ線
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プルゼニ - ヘブ線(チェコ語: Železniční trať Plzeň–Cheb)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は178。
1872年に皇帝フランツヨーゼフ鉄道によって開業した。なお、2019年以前は、路線番号が170であった。
運行形態
超特急「インターシティ(IC)」
- オストラヴァン号: ボフミーン - プルゼニ - ヘブ - フランチシコヴィ・ラーズニェ
- 一日1往復が運行されている。プルゼニ以東は170号線に、ヘブ以西は148号線のフランチシコヴィ・ラーズニェまで乗り入れる。
- 2017年以前は、スーパーシティ(SC)として運行していた。2023年度以前は、「ペンドリーノ」の愛称名で運行していた。
- ペンドリーノ号: オストラヴァ - プルゼニ - ヘブ - カルロヴィヴァリ
- 一日1往復が運行されている。プルゼニ以東は170号線に、ヘブ以西は140号線に直通する。途中、ラーズニェ・キンジヴァルトにも停車する。
- 過去の運行形態
- 2017年以前は、スーパーシティ(SC)として運行していて、ヘブ発着であった。
- 2017年末に、インターシティ(IC)に種別変更となった。
- 2020年末に、140号線直通を開始し、カルロヴィヴァリまで延伸された。
- ザーパドニー・エクスプレス号:プラハ - プルゼニ - ヘブ
- インターシティ(IC)と合わせて、2時間に1本運行されている。プルゼニ以東は170号線に直通する。ワゴンサービス、子供用スペース・映画、女性用スペースがあり、手回り品持ち込み目的での自転車用スペース利用可能(要予約)。
- 過去の運行形態
- 2014年以前は、普通のリフリーク(R)として運行していて、プルゼニ以東の停車駅もリフリーク相当であった(ただしカルジェズは通過)。超特急(SC)の運行される時間帯はプラハ~プルゼニ間の運行で、プルゼニ~ヘブ間は超特急と合わせて2時間間隔での運行となっていた。また、プルゼニ南郊外駅を通過していた。愛称名は、便毎に異なっていた。
- 2014年末に、特別リフリーク(Rx)に種別変更され、プルゼニ南郊外駅への停車を開始。
- 2017年末に、エクスプレス(Ex)に格上げとなり、全列車プラハ - プルゼニ間ノンストップとなった。また愛称名が、「ザーパドニー・エクスプレス(西部特急)」に統一された。
- 2018年末に、深夜の1本のみホルジョヴィツェとロキツァニへの停車を開始。
- 2021年末に、インターシティ(IC)に種別変更となった。停車駅は変わっていない。
快速「スピェシニー(Sp)」
- プルゼニ - ヘブ - カルロヴィヴァリ
- 2-4時間に1本の運行。ヘブ以北は140号線に直通する。プニョヴァニ - マリアーンスケー・ラーズニェ間には普通列車が殆ど運行されていないので、この区間では事実上ローカル輸送を担っている。
- 過去の運行形態
- 2020年以前は、平日2時間に1本、休日4時間に1本の運行であった。全列車がパヴロヴィツェ以西各駅に停車していた他、ブロド通過やミリーコフ停車、あるいはプニョヴァニ停車の列車もあった。終点が便によりばらばらで、スヴォイシーン、プラナー、マリアーンスケー・ラーズニェ、ヘブのいずれかであった他、140号線へは直通していなかった。
- 2020年末に、平日の列車が削減され、2-4時間に1本の運行とななった。また2021年夏以降、平日・休日とも2-4時間に1本の運行となり、全列車がカルロヴィヴァリまで直通する様になった。この時に、ブロドは全列車停車、ミリーコフ、ヴァリ、サライナ、ステブニツェ、フシェボルジは全列車通過となった。
- 2023年度よりヴァリ停車となった。
- 2024年度より、プニョヴァニは全列車通過となった。
- チェコの森号(快速): プルゼニ - スヴォイシーン - ビェラー・ナド・ラドブゾウ 【夏季の土曜運行】 ※GW Train Regio社による運行
- 一日1往復の運行。スヴォイシーン以西は186号線に直通する。快速相当の停車駅であるが、ヴラノフを通過し、プルゼニ行に限りプニョヴァニも通過する。
- 2019年に運行を開始した。
普通
下記系統が運行されている。なお、スヴォイシーン - プラナー間には、2014年12月以降2023年度まで運行していなかった。
- プルゼニ - スヴォイシーン ( → プラナー → タホフ)
- 一日1往復の運行。スヴォイシーン以東は毎日運行だが、金曜日に限り、西行片道1本がプラナーから184号線に直通する。
- 2023年度以前は、全てスヴォイシーン以東のみの運行であった。
- (プラナー・ウ・マリアンスキーフ・ラーズニー - )マリアーンスケー・ラーズニェ - ヘブ
- 一日あたり、平日2-4時間に1本、休日2.5往復の運行で、日中は5時間程度間隔が空くこともある。大部分はマリアーンスケー・ラーズニェ発着で、1往復がプラナーまで運行される。一部は140号線のカルロヴィ・ヴァリやモストまで直通する。
- 過去の運行形態
- 2020年以前は、平日・休日とも2-4時間に1本の運行であった。マリアーンスケー・ラーズニェ以東へは、平日・休日2往復、土曜日1往復が直通していた。
- 2020年末に、マリアーンスケー・ラーズニェ以東で、休日1往復に減便され、土曜日の運行がなくなった。2021年夏以降は、全区間で休日の本数が減便され、一日2.5往復のみの運行となった。マリアーンスケー・ラーズニェ以東は、平日・休日とも一日1往復の運行となり、またプラナー発カルロヴィヴァリ行の1本は快速相当の停車駅となった。
- 2021年末に、プラナー発の列車も各駅停車となった。
臨時列車
- 臨時レイルジェット(超特急)
- 秋に年1日、プラハ - プルゼニ - チェスケー・ブヂェヨヴィツェ間に1往復運行する。プルゼニ以南は190号線に直通する。プラハ - プルゼニ間ノンストップ。2018年運行。
- プルゼニスキー・ホドヴァル・エクスプレス号(快速)
- 旧型車両。年1日のみ、プルゼニ - ホルショフスキー・ティーン - プラナー - ホドヴァー・プラナー間に1往復運行する。プラナー以南は184号線に直通する。2017,18年運行。
過去の運行系統
- 超特急「スーパーシティ(SC)」
- 現在のインターシティ(IC)の前身。オストラヴァ~プルゼニ~ヘブ間に、2往復が運行されていた。プルゼニ以東は170号線に直通していた。また、うち1往復のみ、148号線のフランチシコヴィ・ラーズニェまで乗り入れていた。2017年末に、インターシティ(IC)に格下げとなり、自由席の利用が可能となった。
駅一覧
以下では、チェコ国鉄178号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- IC:超特急「インターシティ」
- Sp:快速
- Os:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:一部通過
- ○印:一部停車
- |印:全列車通過
参考文献
- Siegfried Bufe; Herlbert Schrpfer (1991) (ドイツ語). Eisenbahnen im Sudetenland. Egglham: Bufe-Facjbuchverlag. ISBN 3-922138-42-X
- Alfred Wolf (2006) (ドイツ語). Die Franz-Josefs-Bahn und ihre Nebenlinien. Sutton Verlag. ISBN 978-3-86680-041-0
外部リンク
脚注