プラハ歴史地区
プラハ歴史地区(プラハれきしちく)はチェコ、プラハにあるユネスコ世界遺産の日本における呼称である。1992年に登録された。 概要プラハ市街中心部、ヴルタヴァ川の東岸に位置する旧市街から南の新市街まで、西岸のフラッチャニ地区およびマラー・ストラナ地区、計866ha が登録対象地域となっており[1]、11世紀から18世紀にかけてのさまざまな時代様式の建築物が残る。 おもな登録建築物
登録経緯1991年、ICOMOSによる登録審査を経て、1992年、文化遺産として登録された。当初の登録名候補はプラハの歴史的中心部(Historic Core of Prague)。[2] 2001年、チェコ政府(文化省)はプラハ歴史地区について、登録対象地域の拡大を求めている。[3] 2002年8月、エルベ川流域で起きたヨーロッパ大洪水では、ヴルタヴァ川沿岸に近い旧市街のユダヤ人地区やマラー・ストラナ地区が浸水の被害を受けた。[4][5][6] 2004年の訪問者数は2,871,636人。[7] 登録基準この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
ギャラリー脚注
参考文献
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