ブループ座標: 南緯50度00分00秒 西経100度00分00秒 / 南緯50.000000度 西経100.000000度 ブループ (bloop) は、海中で観測された強い低周波音波である。音の大きさから推測するに約215mほどあるのではないかと言われる[1]。 観測ブループがアメリカ海洋大気庁によって発見されたのは、1997年のことである。この音は、南緯50度、西経100度付近(南米西方沖)のどこかで鳴っているのではないかとされており、時々、水中マイクSOSUSで感知されている[2]。 ブループにはヒトの聴覚では知覚できない超低周波も含まれており、また、5,000km以上の範囲にわたり複数のセンサーで聞こえるほど大変強い音であるという。 解釈アメリカ海洋大気庁の説では、ブループは氷震によって響いた音とされる[3]。 別の説として、ブループはクジラなどの生物が発生させる音に非常に酷似しているが、その音は地球上のどの動物が発する鳴き声よりもはるかに強力であるため、人類がまだ発見できていない生物が出した音や鳴き声だというものがある[4]。 海洋の発生原因不明の音海洋においては、ブループ以外にも発生原因不明の音が観測されている。例えば、アプスウィープ、ホイッスル、スローダウン、トレイン、ユリアといった音が挙げられる。 出典
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