ブランカ・ブラシッチ
ブランカ・ブラシッチ(Blanka Vlašić、1983年11月8日 - )は、クロアチアの陸上競技選手である。身長193cmの長身選手で、女子走高跳で2m08cmのクロアチア記録保持者である。 跳躍成功後、マットの上でダンスを踊り喜びを表すことでも知られている[1]。 彼女が生まれる直前の1983年9月にモロッコのカサブランカで開催された地中海競技大会に父が出場。カサブランカにちなんで「ブランカ」と名付けられた。20年以上破られていないステフカ・コスタディノヴァ(ブルガリア)の持つ世界記録にあと1cmと迫っており、更新を目指している。 2008年北京オリンピックでは銀メダルを獲得した。世界選手権は大阪・ベルリンの2大会連続で女王に輝いた。2010年はダイヤモンドリーグで7戦7勝の成績を挙げてトロフィーを獲得。同年11月、男子800mのデイヴィッド・ルディシャと共に2010年度IAAF世界最優秀選手賞を受賞した。 2021年2月19日、自身の公式Webサイトなどを通じて、現役引退を発表した。[2]。 主な実績
自己ベスト
人物父親でコーチでもあるヨシュコ・ブラシッチは元十種競技選手で、1983年に7659点の十種競技のクロアチア記録を樹立し、いまも国内記録のままである[3]。母親のヴェネラ・ブラシッチもバスケットボールやクロスカントリースキー選手として活躍した[3]。弟のニコラ・ヴラシッチはサッカークロアチア代表選手でトリノFCに所属している。 参照
外部リンク
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