ブライ (ジロンド県)
ブライ(Blaye)は、フランスのヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ジロンド県にある人口4千人ほどの小さなコミューンである。現地では「ブライユ」と発音される。 地理県北部、ジロンド川の右岸にあり、ボルドーからは鉄道で56kmほど北に行ったところである。一部はかつてのサントンジュ州に属し、残りはアンシャン・レジーム時代にギュイエンヌに属していた。ブライエ地方の中心であり、6000ヘクタールものワイン用ブドウ畑が広がる[1]。 村にある港から、ワインをはじめ、穀物・果実・小麦粉などの産物が積み出され、農産物の集散地として、また、ジロンド川下流右岸地域の中心都市として発展している。 気候ジロンドで典型的な海洋性気候である。夏は暑く、冬は温暖で、降雨は冬に集中する。平均降雨量は1月に100mmで、7月はその半分になる。 交通
歴史17世紀、ボルドー港の防衛用にヴォーバンが築いたブライ要塞が残る。現在UNESCO世界遺産ヴォーバンの防衛施設群の1つとして登録されている[2][3]。 ワインボルドーワインの産地の一つ、ブライAOC生産の中心地になっている。 人口統計
姉妹都市脚注
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