ブッカー・リトル4&マックス・ローチ
『ブッカー・リトル4&マックス・ローチ』(Booker Little 4 & Max Roach)は、アメリカ合衆国のジャズ・トランペット奏者、ブッカー・リトルが1958年に録音・1959年に発表したスタジオ・アルバム。自身初のリーダー・アルバムに当たる[3]。 解説リトルがマックス・ローチ・クインテットの一員だった頃の録音で、本作の参加メンバーのうちトミー・フラナガンを除く4人は、いずれも当時ローチのクインテットで活動していた[1]。なお、ローチはリトルが1961年3月から4月にかけて録音したリーダー・アルバム『アウト・フロント』でもドラムスを担当している。「マイルストーンズ」は、マイルス・デイヴィスが1947年にチャーリー・パーカーのグループで録音した曲のカヴァーで、デイヴィスが1958年に録音した曲とは同名異曲である[4]。 スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「この先進的なハード・バップのセットは、是非ともお薦めである」と評している[5]。 リイシュー1991年にブルーノート・レコードから発売されたアメリカ盤CD (CDP 7 84457 2)には、本作とは別のセッションで録音された2曲がボーナス・トラックとして追加され、これらの曲は、1959年4月15日にオルムステッド・サウンド・スタジオで行われた「Young Men from Memphis」名義の録音とされている[1]。一方、日本では2011年に初CD化され[6]、2011年再発CD (TOCJ-50127)、2021年再発CD (UCCU-8253)ともに、オリジナルLPに準じた内容となっている。 収録曲特記なき楽曲はブッカー・リトル作。
1991年再発CDボーナス・トラック
参加ミュージシャン1991年盤ボーナス・トラック
脚注
外部リンク
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