In addition to the right to elect Directors as provided in the by-laws and such other powers and rights as may be vested in them by law, these Articles of Organization or the by-laws, the Voting Members shall have such other powers and rights as the Directors may designate.
—Articles of Amendment、Free Software Foundation, Inc.
Defective by Design(DbD)は、DRM(Digital Rights Management、デジタル著作権管理)は「権利を奪い、制限するよう設計されている」という見解から、この用語をDRM(Digital Restrictions Management、デジタル制約(制限)管理)と再定義し[24]、DRMおよびソフトウェア特許に対抗する先駆けとなる運動である[25][26]。
GNUプロジェクトは、GNUオペレーティングシステム (The GNU Operating System) を開発している。これと直接関連するソフトウェアであるGNUツールチェーン、GNU Hurd、glibcが現在までの主要な成果である。2013年5月現在、当プロジェクトのウェブ・サイトでは、「フリーソフトウェア財団」でなく、カタカナでひらいた「フリーソフトウェアファウンデーション」の表記が見える[28]。
FSFはGNUコンパイラコレクションなど、GNUシステムにとって非常に重要となるさまざまなソフトウェア群の著作権を保持している。FSFは(あくまで保持しているこれらソフトウェアのみの)著作権者として、とりわけGNU General Public License (GPL)で許諾されているソフトウェアに対し、そのライセンス違反に起因する著作権侵害が発生すれば、GPLの強制(エンフォースメント)を行使できる唯一の存在である。その他のソフトウェア・システムの著作権者がGPLを彼らのライセンスとして採用した場合、FSFはそのライセンスを受けているソフトウェアの著作権的利益を保護すべしと力説し、通常割り込んで来る唯一の組織だったのだが、2004年にハラルト・ヴェルテが同様の組織gpl-violations.orgを立ち上げている。
2010年5月2日、ZDNetのエド・ボット(Ed Bott)[注釈 1]は、FSFはPlayOgg運動の最初の時点でいくつか事実誤認しており、彼らは誤った情報を故意に得ようとしていた上でプロプライエタリフォーマットの作成元を非難した、というFSFを批判する記事を同サイトで公開した[53]。FSFは運動の一環として、MP3に関する特許権侵害訴訟であるアルカテル・ルーセント対マイクロソフト事件(英語版)の結果、裁判所が被告のマイクロソフトに原告のアルカテル・ルーセントへの15億ドルの支払いを命じた件[54]について言及したが、エドはこれが「真っ赤な嘘」であると主張した。なぜなら、マイクロソフトの特許権侵害が裁判で認定され、侵害に対する損害賠償を命じられたのは事実だが、のちにこの裁判が覆されたことをFSFは述べていなかったからである。またエドは、FSFがRealPlayer、Windows Media PlayerそしてiTunesといったメディアプレーヤーをターゲットに「フォーマット批判」を根拠なく主張したこと(FSFはこれらプレーヤーが専用のプロプライエタリなフォーマット、例えばWMPならばWMA、をユーザに強制しようとしているという誤った主張をした)について、FUDであると非難した。加えて、RealPlayer[55][56][57]、iTunes[58][59]そしてWMP[60][61]のプライバシー侵害に関する問題が広く報告されているにもかかわらず、彼はこのようなソフトウェアがユーザを覗き見しているというFSFの主張については「純然たるFUD」であると述べ、「根拠無き相当酷い言い掛かり」であると述べた。
2010年6月16日、Linux Magazine誌のジャーナリスト、ジョー・ブロックマイアー(Joe Brockmeier)は、Defective by DesignなどFSFが運動と呼ぶ彼らの行為について、「ネガティヴ」であり「幼稚」であるとし、ユーザーに提供するプロプライエタリソフトウェアを「説得力を持って取り替える」ものは十分にはない、と批判した[62]。
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クーンは、彼のウェブページ上で彼が最初の会員であることが分かる、FSFの作成された会員ウェブページのリンクを提示している。
“Homepage of Bradley M. Kuhn”. Bradley M. Kuhn (2008年1月5日). 2008年1月5日閲覧。 “[...] and I was the first to join the first Associate Membership program
I hope you'll join and support the Foundation, too.[...]”
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Marsh, Ann (Jan/Feb 2002). “What I Saw at the Revolution”. Stanford Magazine. Stanford Alumni Association. 2006年12月10日閲覧。 “[...] Torvalds presented Stallman with the Linus Torvalds Award for Open Source Computing.
The award, Stallman tells the convention audience, “is kind of like giving the Han Solo award to the rebel fleet . . .
I ask people, please tell people this is the GNU system. [...]””
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Patrick Guignot(パトリック・ギニョー) (2011年5月3日). “Kernel Linus Torvalds : l’interview anniversaire des 20 ans du noyau” (フランス語). Linuxfr(フランス語版、英語版). linuxfr.org. 2011年8月30日閲覧。 “Ceci dit, je pense qu’il existe de sérieux problèmes au sein de l’industrie du contenu, quand les fournisseurs de contenu utilisent la loi ou des mesures techniques de protection (MTP / DRM) pour essayer en réalité d’entraver les gens et de se créer des situations de monopole. Je n’aime pas les MTP. Mais je pense que c’est un problème différent de celui des licences de logiciels, et je pense aussi que c’était une faute grave de la part de la FSF d’essayer d’utiliser la GPLv3 comme une manière de transformer les projets des autres en armes dans leur lutte contre les MTP.
Je suis très content d’avoir rendu clair le fait que Linux est un projet uniquement GPLv2, et cela des années avant que tout ceci n’arrive.”
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Patrick Guignot(パトリック・ギニョー) (2011年5月3日). “Kernel : Linus Torvalds : Interview about 20-year anniversary of the kernel (Original version of the interview)” (英語). Linuxfr(フランス語版、英語版). linuxfr.org. 2011年8月30日閲覧。 “Now, that said, I do think that there are serious problems in the content industry, where content providers are using laws and technical measures to basically try to lock people in and create more of a monopoly situation. I don't like DRM. But I think that's a different issue from the software license, and I also think that it was seriously wrong of the FSF to try to use the GPLv3 as a way to make other peoples software projects into weapons in their fight against DRM. And I'm very happy that I had made it clear that Linux was a GPLv2-only project many years before that all happened.”