フリン・ダウンズ
フリン・ダウンズ(Flynn Downes, 1999年1月20日 - )は、イングランドのエセックス州ブレントウッド出身のプロサッカー選手。プレミアリーグのサウサンプトンFC所属。ポジションはミッドフィールダー。 経歴イプスウィッチ・タウン2006年に7歳でイプスウィッチ・タウンFCのユースアカデミーに加入[1]。 2017年6月29日に1年間のプロ契約を結んだが、その後のプレシーズンの試合での活躍を監督のマイク・マッカーシーから評価され、新たに3年契約を結んだ[2]。 2017-18シーズンのバーミンガム・シティFC戦に途中出場してプロデビューした[3]。 ルートン・タウン2018年1月31日にEFLリーグ2のルートン・タウンFCへ期限付き移籍した[4]。移籍後は10試合に出場し、チームはEFLリーグ1へ昇格した[5]。 期限付き移籍終了後2018-19シーズンよりイプスウィッチへ復帰し、2019年3月に3年間の契約延長に合意した。リーズ・ユナイテッドFCとのシーズン最終戦でプロ初得点を記録した[6]。同シーズン、チームはEFLリーグ1へ降格した。 2019年12月1日、コヴェントリー・シティFCとのFAカップ2回戦にて、クラブ史上最年少となる20歳でキャプテンを務めた。 2020年夏の移籍市場で注目を集め、クリスタル・パレスFCなどプレミアリーグの複数クラブからオファーを受けたが、イプスウィッチが拒否した[7]。これを知ったダウンズはイプスウィッチに対し移籍を要求し、2020-21シーズン最初の3試合を欠場した[8]。同シーズンは膝の負傷もあり25試合の出場に留まった。 2021年夏、新たに監督に就任したポール・クックはダウンズをチームの構想に入れず、U-23チームでトレーニングするよう通達した[9]。2021-22シーズン開幕前の時点で、ダウンズには背番号が割り振られていなかった[10]。 スウォンジー・シティ2021年8月10日にスウォンジー・シティAFCへ完全移籍し、4年契約を結んだ。移籍金は150万ポンド[11]。アカデミー時代から15年間在籍したイプスウィッチを退団することになった。 2021-22シーズンはプレミアリーグ、EFLチャンピオンシップ、EFLリーグ1、EFLリーグ2の全選手中で1位となるパス成功率92.6%を記録した。 ウェストハム・ユナイテッド2022年7月7日にプレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFCへ完全移籍し、5年契約を結んだ。移籍金は1,200万ポンド[12]。8月7日、マンチェスター・シティFC戦にてプレミアリーグの公式戦に初出場した[13]。 2022-23シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグに出場し、チームは決勝でACFフィオレンティーナ に勝利して優勝した[14]。 サウサンプトン2023年8月21日にEFLチャンピオンシップのサウサンプトンFCへ期限付き移籍した[15]。 2024年1月20日、古巣のスウォンジー・シティ戦で移籍後初得点を記録した[16]。2023-24シーズンは37試合に出場して2得点、3アシストを記録し、チームのプレミアリーグ昇格に貢献。サウサンプトンのファンで知られる当時のイギリス首相リシ・スナクもダウンズのパフォーマンスを賞賛した[17]。 2024年7月16日にサウサンプトンへ完全移籍し、4年契約を結んだ。移籍金は1,500万ポンド[18]。 代表歴U-19イングランド代表、U-20イングランド代表に選出経験がある。 タイトルクラブ脚注
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