フランション・クルーズ
フランション・クルーズ=デザーン(Franchón Crews-Dezurn、1987年6月13日 - )は、アメリカ合衆国の女子プロボクサー。バージニア州バージニアビーチ出身。現WBAスーパーミドル級暫定王者。現WBC女子世界スーパーミドル級王者。元WBA・WBC・IBF・WBO女子世界スーパーミドル級統一王者。 来歴アマチュア時代には2011年にパンアメリカン大会にアメリカ代表として出場し、2012年世界選手権のライトヘビー級で銀メダルを獲得した[1]。 プロボクシング2016年11月19日、オリンピック2大会金メダリストのクラレッサ・シールズ相手にプロデビューも0-3判定で敗れる[2]。 2017年3月25日、Latasha Burtonを1回TKOで降しプロ初勝利。 2018年9月13日、ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノにてマリセラ・コルネホとのWBC女子世界スーパーミドル級王座決定戦に臨み、2-0判定で勝利しプロ初タイトル獲得[3]。 2019年6月、ゴールデンボーイ・プロモーションズと契約[2]。 2019年9月14日、WBC初防衛戦とWBO女子世界スーパーミドル級王座決定戦を兼ねてマリセラ・コルネホと再戦、3-0判定で返り討ちにして2団体王座統一達成[4]。 2020年1月11日、アレハンドラ・ヒメネスを迎え、WBC・WBO王座の防衛戦を行うが、1-2判定で敗戦とされた。しかし、ヒメネスが薬物検査で禁止薬物スタノゾロールの陽性反応が検出されたため[5]、2月10日に当該試合は無効試合に裁定が変わると発表された。3月にはWBOが、6月にはWBCもヒメネスからそれぞれ王座を剥奪し、クルーズに差し戻した[6]。 4団体王座統一2022年4月30日、WBA・IBF王者エリン・セダルースとの4団体王座統一戦を行い、3-0判定で勝利し4団体統一に成功。 4団体王座陥落2023年7月1日、イギリスのマンチェスター・アリーナにてサバンナ・マーシャルを迎え4団体統一王座防衛戦を行うが、0-2判定で敗れ王座陥落[7]。 WBC・WBA王座返り咲き2023年12月15日、フロリダ州オーランドのカリビ・ロイヤル・オーランドにてジェイク・ポール対アンドレ・オーガスト戦の前座でWBC王者マーシャルの休養王座認定に伴いWBC世界女子スーパーミドル級1位のシャダシア・グリーンとWBC同級王座決定戦及びWBA同級暫定王座決定戦を行い、10回3-0(98-92、97-93×2)の判定勝ちを収めWBC王座と暫定ながらWBA王座の返り咲きに成功した。 戦績
獲得タイトル
脚注
関連項目
外部リンク
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