フランシスコ・ファリノス
フランシスコ・ハビエル・ファリノス・サパタ(Francisco Javier Farinós Zapata, 1978年3月29日 - )は、スペイン・バレンシア出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー。 経歴クラブ18歳の時に地元のバレンシアCFからデビューした。その後はエクトル・クーペル監督が率いたクラブに不可欠な選手となり[1]、1999年にはコパ・デル・レイとスーペルコパ・デ・エスパーニャを制した。1999-2000シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグで決勝に進出したが、レアル・マドリードとの同国対決は0-3で敗れた。 2000年夏、セリエAのインテルに移籍したが、15カ月にもわたる負傷離脱などがあり、幸運に恵まれたとは言えなかった。2002年3月21日、UEFAカップ準々決勝でバレンシアCFと対戦し、エスタディオ・デ・メスタージャに帰還した。GKフランチェスコ・トルドがレッドカードを受けて退場すると、インテルは交代選手枠を使い果たしていたため、ファリノスがゴール前に立つことになったが、この試合は幸運にも1-0で勝利し、2試合合計2-1で勝ち抜けを決めた[2]。2004年夏に母国のRCDマジョルカにレンタル移籍し[3]、2005年夏に完全移籍したが、2005-06シーズンは17位に終わった。 2006年夏、セグンダ・ディビシオン(2部)のエルクレスCFに移籍した。エルクレスCFでは絶対的なレギュラーとなり、3シーズンの間にリーグ戦のみで15得点を奪った。2008-09シーズンは昇格に値する勝ち点78を稼いで4位になったが、3位のCDテネリフェに勝ち点3及ばずに昇格は逃した。2009-10シーズンはセグンダ・ディビシオンで34試合(3000分近く)に出場して6得点し、プリメーラ・ディビシオンへの昇格を助けた[4]。 2014年2月、右足のアキレス腱の怪我のため現役引退を表明した[5]。 代表1995年にはUEFA U-19欧州選手権で優勝した。1997年にはFIFAワールドユース選手権に出場している。1998年にはUEFA U-21欧州選手権で優勝した。1999年8月18日にワルシャワで行われたポーランドとの親善試合でスペイン代表デビューした。その後は1年間出場機会がなかったが、オランダとの親善試合で2キャップ目を刻んだ。 タイトル代表
クラブ
脚注
外部リンク
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