フニデク
フニデク(Fnideq、アラビア語: الفنيدق、スペイン語: Castillejos)、モロッコ北部の都市。スペインの飛び地のセウタに接する。メディック・フニデク県の最大都市である[1]。 概要「フニデク」の名前の名前はアラビア語でホテルを意味するフォンドック(فندق)が由来である。またスペインが占領していた時にはカスティヤーホ(Castillejo)と呼ばれていた。またバブ・セウタとも呼ばれることもある[2]。 フニデクはスペイン領セウタと接することや、国境に商業用税関がないこと、セウタの税制優遇措置により[3]スペインの密輸品が横行し、その密輸品がフニデクなどの商業施設で販売されている[2]。密輸品の規模は年間60〜80億モロッコ・ディルハムと推定される[4]。この密輸品により経済が潤い人口が増加し県内最大都市となった[5]。2020年の新型コロナウイルスの流行以降は密輸が禁止され[4]、2022年に国境に税関検査所を設置することをスペインと合意する[6]。 交通道路高速道路国道
歴史
脚注注釈出典
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