フォカエア (小惑星)

フォカエア
25 Phocaea
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
(フォカエア族?)
発見
発見日 1853年4月6日
発見者 ジャン・シャコルナク
軌道要素と性質
元期:2009年6月18日 (JD 2,455,000.5)
軌道長半径 (a) 2.400 AU
近日点距離 (q) 1.786 AU
遠日点距離 (Q) 3.013 AU
離心率 (e) 0.256
公転周期 (P) 3.72 年
平均軌道速度 18.91 km/s
軌道傾斜角 (i) 21.583
近日点引数 (ω) 90.180 度
昇交点黄経 (Ω) 214.27 度
平均近点角 (M) 298.36 度
物理的性質
直径 75.13 km
質量 4.4 ×1017? kg
平均密度 2.0? g/cm³
表面重力 0.0210? m/s²
脱出速度 0.0397? km/s
自転周期 9.945 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 7.83
アルベド(反射能) 0.2310
表面温度 ~173 K
色指数 (B-V) 0.932
色指数 (U-B) 0.513
Template (ノート 解説) ■Project

フォカエア[1] (25 Phocaea) は小惑星帯(メインベルト)のS型小惑星である。ジャン・シャコルナク1853年4月6日マルセイユで発見したもので、彼が最初に発見した小惑星である。フォカエア族という小規模な小惑星族があると考える研究者もいる。フォカエア族は小惑星帯の内側寄りで離心率が比較的大きいため、この族に分類される小惑星の中には火星横断小惑星もある。

イオニア(現在のトルコ西部、フォチャ付近)に建設された古代ギリシアのポリス、フォカエアから名付けられた。

2009年4月に熊本県で掩蔽が観測された。

出典

関連項目

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