フェリーあけぼの (2代)
概要フェリーあかつきの代船として三菱重工業下関造船所で建造され、2008年7月5日に鹿児島 - 奄美 - 沖縄航路に就航した[2]。 鉄道建設・運輸施設整備支援機構の共有建造制度を利用して建造された鉄道・運輸機構との共有船である。 シップ・オブ・ザ・イヤー2008の大型客船部門賞を受賞している。 航路鹿児島航路 本船とフェリー波之上の2隻で2日に1便を運航する。運航ダイヤは、下り便が鹿児島出港が18時、名瀬入港が2日目5時、那覇入港が19時、所要時間は25時間、上り便が那覇出港が7時、名瀬入港が20時30分、鹿児島入港が2日目8時30分、所要時間は25時間30分となっている。 設計2機1軸の機関構成が採用され、2機2軸の従来船と比較して船体抵抗が削減された。両舷船尾にランプウェイを装備しており、トラック、乗用車などをロールオン・ロールオフ方式で車両甲板に搭載するほか、船首甲板がコンテナスペースとなっており、コンテナをデリックによるリフトオン・リフトオフ方式で搭載する。 船内高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)に基づいて作成された鉄道・運輸機構の旅客船バリアフリーガイドラインに準拠したバリアフリー高度化船である。通常の船内設備に加えて、高齢者や身障者に対応した客室、多機能トイレ、車いす対応エスカレーター、エレベーターなどのバリアフリー設備を備える。 船室
設備パブリックスペース
供食・物販設備
入浴設備
脚注外部リンク |