フィル・グリーニング
フィル・グリーニング(Phil Greening、1975年10月3日 - )は、イングランド出身のラグビー指導者。2024年9月1日から男子セブンズ日本代表のヘッドコーチを務める[1]。 選手としての経歴小学校ではサッカーで活躍し、その卒業後からラグビーを始める[2]。 出身地のチームであるグロスター、そしてセール・シャークスを経て、1999-2000シーズンにワスプスに入団した[1]。 ワスプスでは、2002-2003シーズンと2003-2004シーズンに、あわせて4つのクラブトロフィーを獲得するなど、大きな成功を収めた[2]。ワスプスが2002-03年のプレミアシップ決勝で優勝した際にはリザーブ選手として出場し、2年後には3連覇した際には先発選手として出場した[3][4]。 2004年の大半をケガとその療養に費やし、ワスプスの2004年プレミアシップ決勝と2004年ハイネケンカップ決勝での勝利の際には、出場を逃した[5]。 15人制イングランド代表としては、1996年11月23日イタリア代表戦に初出場[6]。ワールドカップ1999にも出場した[7]。15人制としては24キャップを持つ[2][8]。 2001年にはブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズの一員としてオーストラリア遠征をした[9]。 7人制イングランド代表としてはキャプテンも務め[10]、2002-2003年の香港セブンズでもプレーした[11][12][1]。 コーチとしての経歴ケガのためワスプスを引退した後は、2007年まで7人制男子イングランド代表チームのアシスタントコーチとしてマネジメントに加わった[13]。 ウェールズのニューポートにあるドラゴンズに移りコーチ職を続け、その後2011年までヘッドコーチを務めた。国際的なクラブチームのSamurai International(現・Shogun Rugby Football Club)[14]でも指導をして、ミドルセックスセブンズ(Middlesex International 7s)で2010年と2011年に優勝した[15]。 2012年8月15日、7人制男子スコットランド代表のヘッドコーチ兼プログラムマネージャーに就任[9][13]。2013年からは、7人制男子アメリカ合衆国代表のアシスタントコーチを10年間務めた[16][17][18]。 2024年9月1日、7人制男子日本代表のヘッドコーチに就任[1]。 脚注注釈出典
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