フィリッポス・ティス・エラザス (1986-)
フィリッポス・ティス・エラザス・ケ・ザニアス(ギリシア語: Φίλιππος της Ελλάδας και Δανίας, 1986年4月26日 - )は、最後のギリシャ国王コンスタンティノス2世の末子。祖父はパウロス1世、曽祖父はコンスタンティノス1世、高祖父はゲオルギオス1世。 経歴元ギリシャ王コンスタンティノス2世とその妃のデンマーク王女アンナ=マリアの三男(第5子)としてロンドンのパディントンで生まれた。王制が廃止されて12年後の誕生であった。洗礼の代父母はエディンバラ公フィリップ、義理の伯父のスペイン王フアン・カルロス1世、ウェールズ公妃ダイアナ、従姉のスペイン王女エレナが務めた。両親が創設したロンドンのギリシャ人学校で学んだ後、アメリカ合衆国ニューメキシコ州のUWC-USAに進み、2008年にジョージタウン大学に属するエドマンド・A・ウォルシュ外交学院を卒業した。現在はニューヨークのヘッジファンドにマネージャーとして勤務している。 結婚スイスの実業家ニナ・フロアと 2020年12月12日にスイス・サンモリッツで民事婚を行い[1]、2021年10月23日にギリシャ・アテネのメトロポリタン大聖堂で宗教婚を行った[2]。アテネでの結婚式の際には旧ギリシャ王室のメンバーや 前スペイン王妃ソフィア(父方の伯母)、デンマーク王女ベネディクテ(母方の伯母)、イギリスの ベアトリス王女夫妻、ユージェニー王女夫妻などヨーロッパ各地の王族が一堂に会した。 脚注
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