フィラデルフィア・ホワイトストッキングスフィラデルフィア・ホワイトストッキングス(Philadelphia White Stockings)は、1873年から1875年にかけて、ペンシルベニア州フィラデルフィアを本拠地とし、ナショナル・アソシエーションに所属していたプロ野球チーム。他の愛称は"Whites"(ホワイツ)。 球団史1873年にナショナル・アソシエーションの球団拡張(脱退した球団の補充として)に伴いリーグに加盟した。フィラデルフィアには当初からフィラデルフィア・アスレチックス(現在のオークランド・アスレチックスとは別)が参加しており、チームはアスレチックスと同じ球場を本拠地にしていた。チームが最も成功したのは1年目のことで、投手のジョージ・ゼットレインが36勝15敗の活躍をし、野手ではリーヴァイ・メイエールが打率.349、59打点でチームを引っ張り、ボストン・レッドストッキングス(現:アトランタ・ブレーブス)についでリーグ2位の成績を収めた。翌1874年、2年ぶりに活動を再開したシカゴ・ホワイトストッキングス(現:シカゴ・カブス)にゼットレインとメイエールが移籍、フィラデルフィアはナット・ヒックスとキャンディ・カミングスを迎え入れたが、チーム編成は上手くいかず5割の成績にとどまり、チームは再びゼットレインとメイエールを呼び戻すことになる。1875年は勝ち越したが、この年を最後にナショナル・アソシエーションが消滅、共にチームも解散した。 戦績
所属した主な選手
主な球団記録
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