ファビオ・ヴィエイラ
ファビオ・ダニエウ・フェレイラ・ヴィエイラ(Fábio Daniel Ferreira Vieira、2000年5月30日 - )は、ポルトガル・サンタ・マリア・ダ・フェイラ出身のサッカー選手。FCポルト所属。ポジションはMF。 クラブ経歴ポルトアヴェイロ県のサンタ・マリア・ダ・フェイラにて、建設労働者の父と家政婦の母の元に生まれた。5歳の時に地元のアマチュアクラブでサッカーを始め、2008年に参加した地区大会でスカウトの目を引き[1]、FCポルトとSLベンフィカからオファーを受けた。その2つからヴィエイラは、ポルトの下部組織に入団することを決め[2]、2015-16シーズンに経験したパドロセンセFCへのレンタル移籍を経て[3]、2018-19シーズンにはUEFAユースリーグ優勝を果たしたメンバーの一員となった[4]。 2019-20シーズンからポルトのBチームでプレーし始め、このシーズンはリーグ戦26試合で9得点を記録。シーズン終了直前の6月、セルジオ・コンセイソン監督からトップチーム初招集を受け、6月10日のリーグ戦CSマリティモとの試合でトップチーム初出場を果たした[5]。翌シーズンから正式にトップチームのメンバーとなり、トップ2年目を迎えた2021-22シーズンは、前半戦の活躍から11月18日に契約を2024年まで延長[6]。リーグ第16節のCFベレネンセス戦ではアシストでのハットトリックを達成した[7]。ヴィエイラの活躍もあり、ポルトは2シーズンぶりにリーグ優勝を果たし、ヴィエイラ自身は27試合で6得点14アシストという成績を残した[8]。 アーセナル2022年6月21日、アーセナルFCに移籍することが公式発表された。背番号は21番[9]。同年9月4日、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドFC戦で途中出場しアーセナルでの公式戦デビューを果たした[10]。同年9月18日、プレミアリーグのブレントフォードFC戦でウーデゴールの負傷によりプレミアリーグ初先発を果たすとペナルティエリア外からのミドルシュートがポストをかすめてゴール内に吸い込まれアーセナル移籍後初ゴールを決めた[11]。 2024年8月28日、古巣のFCポルトに24-25シーズン終了までローン移籍することが公式発表された[12][13]。 代表経歴ポルトガル代表にはU-18世から招集され始め、初の国際メジャー大会となったUEFA U-19欧州選手権2019では、決勝までの全5試合に出場したが、決勝でU-19スペイン代表に敗れて優勝とはならなかった[14]。U-20を経て招集されたU-21ポルトガル代表として出場したUEFA U-21欧州選手権2021でも同じく決勝に進出するが、今度はU-21ドイツ代表に0-1で惜敗した[15]。しかし、準優勝にも関わらず、出場した全6試合でのパフォーマンスが評価され、大会MVPに輝いた[16]。 個人成績クラブ
代表出場大会
タイトルクラブ
個人
脚注
外部リンク
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