ピンクニー (ミサイル駆逐艦)

艦歴
発注 1998年3月6日
起工 2001年7月16日
進水 2002年6月26日
就役 2004年5月29日
退役
その後
要目
排水量 9,648 トン
全長 155.3 m (509 ft 6in)
全幅 20.1 m (66 ft)
吃水 9.4 m (31 ft)
機関 COGAG方式
LM 2500-30ガスタービンエンジン (27,000shp) ×4基
可変ピッチプロペラ(5翔)×2軸
最大速 31ノット
航続距離 4,400 海里(20ノット時)
乗員 士官、兵員 380名
兵装 Mk.45 mod.4 5インチ単装砲 ×1基
Mk.38 25mm単装機関砲 ×2基
Mk.15 20mmCIWS×1基
M2 12.7mm機銃 ×4挺
Mk.41 mod.15 VLS ×96セル
Mk.32 3連装短魚雷発射管×2基
艦載機 MH-60R×2機搭載可能
C4ISTAR AWS B/L 7 (Mk.99 GMFCS×3基)
AN/SQQ-89A(V)15
センサ AN/SPY-1D(V) 多機能レーダー×4面
AN/SPS-67 対水上レーダー×1基
AN/SQS-53C(V)1艦首装備ソナー
電子戦 AN/SLQ-32(V)3 ESM/ECM装置
Mk 36 SRBOC デコイ発射機
モットー Proud to Serve

ピンクニー (英語: USS Pinckney, DDG-91) は、アメリカ海軍ミサイル駆逐艦アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の41番艦。艦名は南太平洋海戦航空母艦エンタープライズ」(USS Enterprise, CV-6) に乗艦し、勇敢な救助活動で海軍十字章を受章したウィリアム・ピンクニー一等給仕兵に因む。

艦歴

ピンクニーはミシシッピ州パスカグーラインガルス造船所で2001年7月16日に起工し、2002年6月26日に進水、2004年5月29日にポートワイニーミの建造大隊センターで就役した。

2004年9月、スペイン海軍F-102 アルミランテ・ファン・デ・ボルボーンとともにミサイル発射試験を実施した。

2006年4月5日の時点でピンクニーはジョン・C・ピーターシュミット艦長が指揮し、サンディエゴを母港とし第1駆逐艦隊に所属する。

2007年に艦長が変わっている。

2014年3月にマレーシア航空370便の捜索のため、救難捜索が可能なMH-60R艦載ヘリコプターを搭載した上で、ベトナム南部の海岸に急派された。

2024年1月15日、米海軍は本艦をアップグレードする事を発表した。変更箇所はAN/SPY-6(V)4、ベースライン10、AN/ALQ-32(V)7 SEWIP BlockIII、冷却システムの追加である[1]

脚注

  1. ^ 米海軍、SPY-6搭載のジャック・H・ルーカスは期待通りの性能を発揮した”. grandfleet.info (2024年1月15日). 2024年1月24日閲覧。

関連項目

外部リンク