ビクトル・サンチェス・デル・アモ
ビクトル・サンチェス(Víctor Sánchez del Amo、1976年2月23日 - )は、スペイン・マドリード出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。ポジションはMF。 経歴スペイン時代レアル・マドリードの下部組織出身。レアル・マドリードBで1994-95シーズンは11試合、1995-96シーズンは25試合に出場した。そして1996年5月25日、シーズン最終戦のレアル・サラゴサ戦でトップチームデビューした。1996-97シーズンは1試合のみBチームの試合に出場したが、トップチームで36試合に出場して5得点した。このシーズンはリーガ・エスパニョーラとスーペルコパ・デ・エスパーニャの2冠に輝いた。1997-98シーズンは出場機会こそ減少したが、32シーズンぶりのUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。レアル・マドリードでは65試合に出場した。 1998-99シーズンにラシン・サンタンデールに移籍し、35試合に出場して12得点を記録した。1999年、ハビエル・イルレタ監督のいたデポルティーボ・ラ・コルーニャに移籍し、2006年まで在籍した。初年度の1999-2000シーズンはリーグタイトルとスーペルコパを獲得した。2001-02シーズンは決勝でレアル・マドリードを破ってコパ・デル・レイのタイトルを獲得し、さらにスーペルコパでも優勝した。デポルティーボでは7シーズンで210試合に出場した。 ギリシャ移籍2006年8月7日、ギリシャのパナシナイコスに2年契約で移籍した。パナシナイコスは一週間前にプレーメーカーのエセキエル・ゴンサレスを膝の怪我で欠いたばかりであった[1]。すぐ前にブラジル人MFのリカルド・ボヴィオをマラガCFから獲得しており、この移籍期間2人目のスペインからの獲得であった[1]。2006-07シーズンのUEFAカップではグループリーグ3試合(うち先発1試合)に出場し、ムラダー・ボレスラフ戦では華麗なスルーパスでディミトリオス・サルピンギディスの得点をアシストした[2]。この試合はパナシナイコスのUEFAカップ通算50試合目だった。 スペイン復帰後2007年にはセグンダ・ディビシオン(2部)のエルチェCFに移籍した。2007-08シーズンを最後に現役引退した。 現役引退後ヘタフェ、セビージャ、オリンピアコスのアシスタントコーチとして経験を積み、2015年4月10日、古巣デポルティーボ・ラ・コルーニャの監督に就任した[3]。契約期間は2016年6月まで。2016年1月、前半戦を9位で折り返す好成績が認められ、2017年6月まで契約延長に合意[4] するもシーズン終盤に失速、最終的に15位でシーズンを終え、5月30日、クラブから契約解除に合意したことが発表された[5]。 2023年6月6日、2部のFCカルタヘナの監督に就任したが、開幕から成績が振るわず、リーグ戦最下位に沈んでいた9月23日に解任された[6]。 所属クラブ
監督成績
タイトル選手時代
脚注
外部リンク
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