ヒョウモンナメラ
ヒョウモンナメラ(学名:Elaphe situla)は、ナミヘビ科ナメラ属(Zamenis属に分類する説もあり)に分類されるヘビ。 分布アルバニア、イタリア南部、ウクライナ、ギリシャ、クロアチア、セルビア、トルコ、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア共和国、モンテネグロ、ロシア(コーカサス地方) 形態最大全長170cm。体色は灰色や淡黄色で、黒く縁取られた赤や赤褐色の斑紋が入る。斑紋が縦縞になる個体もいる。幼体も同じような色彩をしている。 虹彩はオレンジで、瞳孔は丸い。眼の間には黒い筋模様が入り、眼上部から口角にかけても黒い筋模様が入る。 生態森林、草原、岩場、農耕地、民家近く等に生息する。夜行性。地表性だが、樹上に登ることもある。 食性は動物食で、鳥類、小型哺乳類等を食べる。 繁殖形態は卵生で、1回に最大6個の卵を産む。 人間との関係開発による生息地の破壊や、毒蛇と間違われ駆除される等の理由で生息数は減少している。 ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。生息地で保護されているため流通量は少なく、欧米からの飼育下繁殖個体が流通する。 参考文献
関連項目外部リンク
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