ヒドゥン・ハンド

ヒドゥン・ハンド ~中国共産党がどのように世界の形を変えているか暴く~
Hidden Hand: Exposing How the Chinese Communist Party Is Reshaping the World
著者クライブ・ハミルトンマレイケ・オールバーグ (Mareike Ohlberg)
オーストラリアの旗 オーストラリア
言語英語
題材中国共産党中豪関係[1]
ジャンルノンフィクション
舞台設定オーストラリアおよび中華人民共和国
出版社ハーディー・グラント (Hardie Grant)
出版日2020年5月4日
ページ数448
ISBN9781743795576 (ペーパーバック)
見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか
著者クライブ・ハミルトンマレイケ・オールバーグ (Mareike Ohlberg)
翻訳者森孝夫(翻訳)、奥山真司(監修)
日本の旗 日本
言語日本語
題材中国共産党中豪関係
ジャンルノンフィクション
舞台設定オーストラリアおよび中華人民共和国
出版社飛鳥新社
出版日2020年12月25日
ページ数480
ISBN9781743794807 (原著)
邦訳のISBNは9784864108010
ウェブサイト見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか

ヒドゥン・ハンド ~中国共産党がどのように世界の形を変えているか暴く~』(隠された手英語: Hidden Hand: Exposing How the Chinese Communist Party Is Reshaping the World)は、オーストラリア人クライブ・ハミルトンマレイケ・オールバーグ (Mareike Ohlberg) が上梓した2020年の著作で、ハミルトンが2018年に上梓した著作『サイレント・インベージョン』(邦題: 目に見えぬ侵略)の追加調査でもある。本書は、「中国共産党が世界的に展開している影響工作と転覆の計画、およびその計画が民主主義にもたらす脅威」について主張を論述している[1]

概略

本書が詳細に説明しているのは、著者が記述する「中国共産党の本質的な性格と浸透が西側世界全体――なかんずく政界財界大学シンクタンク、ないし国連などの国際機関――に影響を及ぼしている。この新興の権威主義勢力は、世界的な野望を追求するために民主主義を利用して民主主義を弱体化させている」という点である[2]

本書はバランスを欠いているという批判もある。アンドルー・ポッジャー英語版は、『カンバセーション英語版』誌の書評で「ナラティブ(解釈の枠組み)としてレーニン主義的な世界を常に求めてきた一意専心な共産党を中心に据えているが、今日では中国共産党は目標をより効果的に推進するために自国の強大化した経済力を利用している」と書いている[3]

邦訳

2020年12月25日、飛鳥新社より『見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか』として日本語訳が出版[4]

出典

  1. ^ a b Hidden Hand”. 2020年12月24日閲覧。
  2. ^ Hidden Hand”. 2020年12月24日閲覧。
  3. ^ アンドルー・ポッジャー英語版. “Hidden Hand”. 2020年12月24日閲覧。
  4. ^ 見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか”. 飛鳥新社 (December 2020). 2020年12月24日閲覧。

関連項目

外部リンク