パンティーレイド
パンティーレイド (Panty Raid) とはアメリカ合衆国で生産された[1]競走馬である。アメリカで牝馬限定のG1競走を2勝し、引退後には繁殖牝馬となった。馬名の意味は「アメリカの男子学生が女子に対して行う風習・悪ふざけの一種」のこと。 経歴競走馬時代2006年8月にサラトガ競馬場でデビュー戦を迎え[2]、ジョン・ヴェラスケスが騎乗して勝利を挙げた。しかしこの年はほかの競走へと出走することはなかった。 翌2007年2月に復帰したが、初戦は6着。続くブルボネットブリーダーズカップステークス (G3) で重賞競走に初出走し、エドガー・プラードが騎乗して2着となる。同年3戦目の一般競走でこの年の初勝利を挙げると、続くブラックアイドスーザンステークス (G2) も制して重賞競走初勝利を挙げた[2]。そして7月、初めての芝でのレースとなった[2]アメリカンオークスインビテーショナルステークス (G1) では、日本からの遠征馬ローブデコルテらを相手に勝利した[2]。 8月のアラバマステークスでは1番人気に支持されたが5着に終わる[3]。しかし約2か月後のスピンスターステークスではギャレット・ゴメスの騎乗により優勝[4]、芝とオールウェザーの両方でG1競走を制した[4]。しかし次に出走したフォールズシティハンデキャップ (G2) では1番人気に支持されたが3着となり、その後は休養に入った。 古馬となった2008年、休養を終えて出走したダブルドッグデアステークス (G3) で7着になった[1]あと、5月に靱帯を損傷したため競走馬を引退した[1]。 競走馬引退後競走馬引退後に繁殖牝馬となったが、2008年は種付けを行わず、同年11月2日にケンタッキー州レキシントンで行われたファシグ・ティプトン社主催のセールに出品され[5]、250万ドル(約2億4800万円)でジョン・ファーガソンに落札され[5]、UAEの競走馬管理組織ゴドルフィンの所有馬となった。2010年にストリートクライを父に持つ最初の産駒が誕生した[6]。 血統表
脚注
外部リンク
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