パシフィックグレーンセンター株式会社は、丸紅グループの倉庫会社。西日本地区に3か所の拠点を有し、サイロ等で主に穀類を取り扱う。年間取扱量は350万トンで、日本の穀物輸入量の約12%に相当する[2]。
拠点
- 水島港に位置する。1968年10月に第一期工事が竣工し、第六期まで増設が行われた。サイロの収容能力は109基で計101,100トン。取扱品目はトウモロコシ・ダイズ・菜種・小麦などで、日清オイリオグループ、西日本飼料、JA西日本くみあい飼料、中部飼料にはベルトコンベアで搬入するほか、四国など[3]には内航船やトラックで輸送される[4]。
- 八代港に位置する[5]。1995年1月に第一期サイロが竣工し、1997年4月に第二期、2007年12月に第三期の増設が行われている。サイロ収容能力は53基で計63,740トン。取扱品目は飼料原料などで、八代飼料、熊本くみあい飼料、西田精麦、九州昭和産業などに供給する[6]。
- 鹿児島港に位置する。1972年11月に第一期工事が竣工し、1985年にかけて第七期まで増設が行われた。収容能力はサイロ211基計238,259トン、糖蜜タンク4基・計5,600トン、動物油タンク2基・計500トン、植物油タンク4基・計400トン、平屋倉庫5,905m2。隣接する日清丸紅飼料、南日本くみあい飼料、日和産業、全国酪農飼料、日本澱粉工業、錦江湾飼料、竹之内穀類産業にはベルトコンベアで搬入する[7]。
沿革
脚注
外部リンク