バーミンガム (クレーター)
バーミンガム (Birmingham) は、月の表側にある大きなクレーターの跡であり、月の北部に位置する。かんむり座の反復新星(かんむり座 T星)を発見したアイルランドのアマチュア天文家、ジョン・バーミンガムにちなんで名づけられた。 バーミンガムは高緯度に位置するため、地球からは低い角度で眺めることになる。バーミンガムの内側には多くの小クレーターがあり、その表面は他の多くのクレーターと比べて著しく凸凹している。周壁はいびつで低く、溶岩で覆われた起伏の激しい土地がバーミンガムの周囲を取り囲んでいる。 バーミンガムは、氷の海のすぐ北に位置している。バーミンガムの東にはウィリアム・ボンドが、バーミンガムの北東にはエピゲネスが位置しており、バーミンガムの北西にはフォントネルが位置している。 従属クレーターバーミンガムのごく近くにある小さな無名のクレーターについては、アルファベットを付加することによって識別される。
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