バート・グルント (ハルツ)

紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: ニーダーザクセン州
郡: ゲッティンゲン郡
緯度経度: 北緯51度48分41秒 東経10度14分12秒 / 北緯51.81139度 東経10.23667度 / 51.81139; 10.23667座標: 北緯51度48分41秒 東経10度14分12秒 / 北緯51.81139度 東経10.23667度 / 51.81139; 10.23667
標高: 海抜 358 m
面積: 41.31 km2
人口:

8,059人(2023年12月31日現在) [1]

人口密度: 195 人/km2
郵便番号: 37539
市外局番: 05327, 05522
ナンバープレート: GÖ, DUD, HMÜ, OHA
自治体コード:

03 1 59 002

行政庁舎の住所: An der Mühlenwiese 1
37539 Bad Grund
ウェブサイト: www.gemeinde-bad-grund.de
首長: ハーラルト・ディーツマン (Harald Dietzmann)
郡内の位置
地図
地図
バート・グルントの町並み

バート・グルント (ハルツ) (ドイツ語: Bad Grund (Harz)) はドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州ゲッティンゲン郡に属す町村である。西ハルツに位置するこの町は、療養洞窟と温泉業が営まれている気候の良好な保養地である。

地理

位置

バート・グルントは、北北西のゼーゼンドイツ語版英語版、東のクラウスタール=ツェラーフェルトドイツ語版英語版、南のオステローデ・アム・ハルツの間のハルツ自然公園内に位置している。北の連邦道B242号線沿いにヒュービッヒェンシュタイン山、この道路の北北東にイーベルク山がある。ハルツァー・フェルスターシュティーク(直訳すると「ハルツの山林の坂道」)が町内を通っている。

自治体の構成

バート・グルント町は6つの地区で構成されている。以下の表に6つの地区と2013年6月30日現在の人口[2]を示す。

地区 人口
バート・グルント (ハルツ) Bad Grund (Harz)* 2,398
ギッテルデ Gittelde** 1,888
バーデンハウゼン Badenhausen*** 1,882
アイスドルフ Eisdorf 1,345
ヴィントハウゼン Windhausen 994
ヴィレンゼン Willensen 317
合計 8,824

* ラウプヒュッテおよびタウベンボルンを含む

** タイヒヒュッテを含む

*** ノイヒュッテおよびオーバーヒュッテを含む

隣接する市町村

バート・グルントは。北はゼーゼンドイツ語版英語版ゴスラー郡ドイツ語版英語版)、南はオステローデ・アム・ハルツゲッティンゲン郡)、西はカーレフェルトノルトハイム郡)と境を接している。このほかの町境は2つの市町村に属さない地域、北西から北東のハルツ地域(ゴスラー郡)および東のハルツ地域(ゲッティンゲン郡)に接している。

歴史

2013年3月1日にザムトゲマインデ・バート・グルント (ハルツ) を構成する町村が合併し、バート・グルント (ハルツ) が形成された。

2016年11月1日にオステローデ・アム・ハルツ郡とゲッティンゲン郡が合併して以降、この町はゲッティンゲン郡に属している。

地名

グルント (Grund) の古い地名としては、1317年 Fundo、1321年 Grunt、1322年 Grunt、1405年 Grund、1504年 Grunde、1505年 Grunde、1505年 Grunde、1519年 Grunde がある。Grund の地名は総じて低地を意味する。高地ドイツ語でも低地ドイツ語でも同じ意味で、たとえば古高ドイツ語では grunt古ザクセン語では grund が「土地」や「地面」という意味である。 ザクセン北西部でこの語は「深く、次第に切れ込んで行く土地」を意味している。中低ドイツ語ドイツ語版英語版では「深み」「谷」「谷底」という意味で grunt が使われる。北部ドイツ語grund は「山の間の低地」、「小さな谷」を意味する[3]

住民

宗教

福音主義ルター派の聖アントニウス教会は、町の中心部マルクト通り沿いに位置しており、クラウスタール=ツェラーフェルト教会クライスに属す。1950年代から建設されたタウベンボルン集落では1960年6月12日にタウベンボルン礼拝堂(アム・レステベルク)が献堂された。

カトリックの聖バルバラ教会は1961年から1962年にダンツィガー通りに建設された。ラウテンタールやヴィルデマン集落もこの教会区に含まれていた。この教会は2010年2月6日に世俗化された。現在最寄りのカトリック教会は約 8 km 離れたバーデンハウゼンにある。

ヒュービヒヴェーク12番地の新使徒派教会は2007年に閉鎖された。教会堂は売却され、住居として利用されている。最寄りの新使徒派教会ドイツ語版英語版は、9 km 離れたギッテルデにある。

行政

バート・グルント (ハルツ) の町議会は22議席からなる[4]。これは人口8,001人から9,000人の自治体の議員定数である。22人の議員は5年ごとに住民の選挙によって選出される[5]

町議会ではこのほかに町長のハーラルト・ディーツマンも投票権を有している。

首長

バート・グルントの町長はハラルト・ディーツマン(無所属)である。2013年の選挙では対立候補がなく、76.68 % の信任票を獲得し、町長に選出された。この選挙の投票率は60.27 % であった[6]。ディーツマンは2013年3月1日から町長に就任した。

文化と見所

バート・グルント鉱山博物館

博物館

  • 鉱山博物館[7]
  • イーベルク鍾乳洞体験センター、地上の「ムゼウム・アム・ベルク」(山の麓の博物館)、地中の「ムゼウム・イム・ベルク」(山の中の博物館)、イーベルク鍾乳洞見学洞窟からなる[8]
  • 時計博物館: 旧クアハウスに6世紀の間に創られた時計1800点が展示されている[9]

音楽

  • 定期的に開催されるハイマートアーベント(ハルツ地方の民謡)
聖アントニウス教会

建築

  • 福音主義=ルター派の聖アントニウス教会
  • ハイドロコンプレッサー塔(鉱山)
  • アトリウム(旧クアゲストセンター)
  • イーベルク山のイーベルガー・アルベルト塔
ヒュービッヒェンシュタイン山頂の皇帝ヴィルヘルム1世記念碑(ワシのブロンズ像)

自然文化財

  • イーベルク鍾乳洞
  • ヒュービッヒェンシュタイン
  • バート・グルント養樹園

年中行事

聖土曜日のオスターフォイアー(謝肉祭の火)と4月30日のヴァルプルギスの夜の炎がこの町の最高のイベントである。1970年代から毎年8月の第3土曜日にタウベンボルンで行われるタイヒ・イン・フランメンがこの町最大のイベントに発展した。

経済と社会資本

企業

バート・グルントは特に採鉱によって特徴付けられた町であった。1992年に最後の鉱山が閉鎖された。ここからは600万トンのと2,500トンのが採掘された。

ツィルブス・テクノロジー GmbH は、バート・グルントで約50人の従業員によって、器具や材料を滅菌するための滅菌器凍結乾燥機オートクレーブ容器を製造している。

交通

バート・グルントは、州道 L524号線経由でオステローデ・アム・ハルツへ行く連邦道 B243号線およびクラウスタール=ツェラーフェルトドイツ語版英語版およびゼーゼンドイツ語版英語版へ行く連邦道B242号線に接続する。後者を経由してアウトバーン A7号線に至る。

バート・グルントはバスで行くことができる。1971年までは鉄道ギッテルデ - バート・グルント線の列車も運行していた。

出典

外部リンク