バハーウッディーン・ザカリア・エクスプレス
バハーウッディーン・ザカリア・エクスプレス(ウルドゥー語: بهاءالدین زکریا ایکسپریس、英: Bahauddin Zakaria Express)は、パキスタン・イスラム共和国(通称:パキスタン)のカラチ - ムルターン間の定期急行列車サービスである。 ザカリア・エクスプレス (Zakaria Express) として略される。 当列車は、ムルターンに住んでいた聖人であるバハーウッディーン・ザカリアにちなんで名付けられている[1]。 「バハーウッディーン・ザカリア・エクスプレス」では、エコノミークラスおよびACビジネスクラスに対応した車両となっている。 当列車は、カラチ - ムルターン間の900キロメートル (560 mi)の距離を、約16時間掛けて走行している[1]。 経路カラチからハイデラバードおよびローリを経由して、ムルターンまで運行されている。 カラチ・シティからの停車駅および時刻
事故→詳細は「サッカル鉄道事故」を参照
当列車は、パキスタンのシンド州サッカルに近いサンギ村で、1990年1月4日に発生し、307人の死者を出した、パキスタン歴史上最悪の鉄道事故の一つの生き証人である[3]。 バハーウッディーン・ザカリア・エクスプレスは、ムルターンからカラチまでの560-マイル (900 km)を夜通しで走行しており、かつ16両編成の列車で座席定員1,408名を超過する乗客を乗せていた。 その列車は、サンギ村を直進で通り抜けると思われたが、ポイントを側線に誤って切り替えてしまっていたため、最低でも35マイル毎時の速度で、空荷の貨物列車67両と衝突してしまった。 脚注
外部リンク
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