ハーツ (バンド)
ハーツ(Hurts)は、2009年にイギリス・マンチェスターで結成されたシンセポップデュオ。 メンバー来歴2005年12月に音楽性の共通項を見出したセオとアダムが出会い、バンドの原型が1年ほどかけて形成される。当初はBureau(後にDaggersと改名)というポップ・ロックバンドであったが、結局メジャーデビューできず、それまでの音楽を捨てて一からやり直すことを決意する。当時は失業手当を受けるほど困窮した生活を送っていたが、「身なりさえ綺麗であれば仕事をしていなくても他人に見下されずにプライドを保てる」という理由で、モノクロかつクラシカルな古着を着るようになる[5]。これは現在のハーツのコンセプトにも継承されている。 2009年春、"Wonderful Life"のPV[6]をアップロード。すぐに話題となり、大手レーベルと契約する。イギリスの『ガーディアン』紙にて「バンド・オブ・ザ・トゥデイ」として特集を組まれる[7]。またBBCの「2010年期待する新人」において、たった一曲しか発表していないにもかかわらず4位につけた[8]。 ファーストアルバムの『ハピネス』にはデビューシングルの"Better Than Love"やカイリー・ミノーグとのデュエット曲"Devotion"、アーサー・ベイカーにリミックスもされた"Wonderful Life"などが収録されている(リミックス版はボーナストラックとして収録)。カイリーとはザ・サン紙での「ビズ・セッション」という企画で彼女の"Confide in Me"をカバーするなどの関わりが多い。2010年秋、シザー・シスターズのツアーのサポートをすることを発表[9]。また今後レオナ・ルイスと仕事をすることも発表されている。 2013年3月に2年半ぶりとなる2ndアルバム『エグザイル~孤高~』をリリース。同作のタイトルについてセオは日本でタイトルを思いついたと語っており、「日本のバーにいるときに、“エグザイル”って言葉が突然降ってきて、それが頭にこびりついて離れなくて、自分の心の中にすとんと落ちてきたし、アルバムのタイトルとしても理想的で……すごくイマジネーションを掻き立てられる言葉だし、物語を感じさせるよね。何よりも、当時の自分達の置かれている心境とシンクロしてるような気がしてね」とコメントしている[10]。 エピソード
ディスコグラフィースタジオアルバム
シングル
その他
来日公演
脚注
外部リンク
|