ハワード・ザ・ダック
ハワード・ザ・ダック(Howard The Duck)は、マーベル・コミックの世界に登場する架空のキャラクター、及びそれを主人公としたアメリカン・コミック作品である。スティーヴ・ガーバーとヴァル・メイエリックによって創造された。初登場は1973年12月の『Adventure into Fear』第19号。 概要日本では、ジョージ・ルーカスによって製作された同名の映画作品が有名だが、内容や設定などは大きく異なる。 あらすじ
水鳥が知的生命体に進化した別次元の惑星の出身。ある時トグ・ザ・ネザースポーン(Thog The Nether-Spawn)の魔術に巻き込まれ、ハワードは地球のフロリダに落下。元の世界に戻るため、ジェニファー・ケイルや沢地の番人マン・シングと共にリージョン・オブ・ナイトを結成しトグと戦った。トグとの戦いに勝利し帰還を試みるが失敗。今度はオハイオ州クリーブランドに落下。クリーブランドでは仕事も家もうまく見つけられなかったが、元絵画モデルであり女優のビバリー・スウィッツラーを悪党から救い出した後、相思相愛となったビバリーと共に人とアヒルの共同生活を開始する。その後もミュータントハンターに狙われた若いミュータントを助け友情を結んだりした。 シビル・ウォーでは超人登録法に従うことを選んだが、いざ登録しようとしたら超人(ヒーロー)として認識されていなかったことが判明する。シークレット・インベージョンでも地球に襲来するスクラル軍に果敢に立ち向かっている。 日本語版ヴィレッジブックスより発売の『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース』でデッドプールに丸焼きにされてしまっている。同社より発売の『シークレット・インベージョン』では数多くのヒーローに紛れて登場している。 アシェット・コレクションズ・ジャパンより販売の分冊百科『マーベル グラフィックノベル・コレクション』では67号(2024年8/21号)のラインナップとして『ハワード・ザ・ダック』が2024年8月7日に発売。 映画版→詳細は「ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀」を参照
MCU版マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、セス・グリーンが声優を務める。日本語吹替は伊丸岡篤が担当。 本項では、“アース616”におけるハワード・ザ・ダックを主軸として表記する。 キャラクター像小柄なアヒルのような容姿と、人間と同等の四肢を有してスーツを着用し、言語も話す宇宙人。出番は多くないものの、そのユニークな外見とは裏腹に、登場する度に長広舌をふるっている。 『ホワット・イフ...?』版現在のところ、“アース21818”と、“アース72124”におけるハワードの存在が描写されており、双方ともに正史のハワードと同等のキャラクター像である。 描写
関連項目
脚注出典
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