ハリー・ウィンクス
ハリー・ビリー・ウィンクス(Harry Billy Winks, 1996年2月2日 - )は、イングランド・ヘメル・ヘムステッド出身のサッカー選手。EFLチャンピオンシップ・レスター・シティFC所属。元イングランド代表。ポジションはミッドフィールダー。 経歴トッテナム・ホットスパーデビュー~若手時代トッテナム・ホットスパーユース出身の生え抜きである。ユース時代からトップチームとの練習に参加、18歳の時2014年3月30日のリヴァプールFC戦で初のベンチ入りを果たした[1]。2014年7月にスパーズとプロ契約を結び[2]、2014年11月27日のヨーロッパリーグ、FKパルチザン戦でプロデビューを果たした[3]。 2016年8月27日のプレミアリーグ、リヴァプールFC戦でクリスティアン・エリクセンとの交代でプレミアリーグデビューを果たした[4]。11月19日のウエストハム・ユナイテッド戦で初先発し、プレミアリーグ初ゴールを決めるなど、良いパフォーマンスを見せ[5]、勝利に貢献した。 その後も、途中出場などでもコンスタントに試合に出場したが、2017年4月1日のバーンリー戦で怪我を負い、後日クラブよりシーズン中の復帰はできないことが発表された[6]。 2017-18シーズンではエリック・ダイアーに代わり先発の機会を増やし、先発出場したUEFAチャンピオンズリーググループステージ、ホームでのレアル・マドリード戦においては、メディアやマウリシオ・ポチェッティーノ監督から称賛されるプレーを見せ、その価値を証明した[7]。 2018-19シーズンにも順調にプレー時間を伸ばし、リーグでは26試合に出場。1月20日の第23節フラム戦では試合終了間際に決勝点を挙げた。また自身初となるUEFAチャンピオンズリーグ決勝にも先発出場したが、試合には0-2で敗れた。 2019-20シーズンには中盤のレギュラーとして定着しリーグ戦31試合に出場。自身の24歳の誕生日となる2月2日の第25節マンチェスター・シティ戦にて、0-0で迎えた60分に相手のCKをカットしてカウンターを仕掛け、これをタックルで止めたオレクサンドル・ジンチェンコを2枚目のイエローカードで退場に追い込み、2-0での勝利に貢献した。 UCサンプドリア2022年8月30日、UCサンプドリアへの買取オプション付きの1年間のローン移籍が発表された[8][9]。 レスター・シティ2023年7月1日、レスター・シティFCへ3年契約で完全移籍[10]。 8月6日、シーズン開幕戦となるコヴェントリー戦にてクラブデビュー。 チームの中心選手としてリーグ優勝に大きく貢献した。 代表経歴2017年10月、ロシアワールドカップ欧州予選 のスロベニア代表戦と、リトアニア代表戦に向けたメンバーに初招集され[11]、最終節の8日リトアニア代表との対戦で先発フル出場を果たし、同試合におけるマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた[12]。ウィンクスが代表招集を受けたことに対し、2017-18シーズンのそれまでのプレミアリーグ試合出場が極端に少ないため、一部から驚きの声が挙がり、本人でさえも「招集されたときはショックで、信じられなかった」と語った[13]。 怪我で2018年ワールドカップ出場を逃したが、2018年のUEFAネーションズリーグ、スペイン戦では好プレーを見せ、スペインに対して31年ぶりとなる勝利に貢献している[14] 2019年11月17日、UEFA EURO 2020予選のコソボ戦で代表初ゴールを決めた[15]。 個人成績
代表成績出場大会
タイトル
脚注
外部リンク
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