ハノイ日本人学校(ベトナム語: Trường học Nhật Bản tại Hà Nội、英語: The Japanese School of Hanoi)はベトナムのハノイにある、在ベトナム日本人のための初等、中等教育前期(中学校)教育を行う日本人学校。
沿革
教育方針
教育目標を「夢と誇りを持ち,持続可能な社会を創る児童生徒の育成」とし、家庭や地域、関係機関と積極的に連携して豊かな教育環境の創出を目指す教育活動を基盤に据え、社会的自立の基礎を身に付けた、夢と志を持つ児童生徒の育成を図る。[1]
夢とは
- 高い目標に挑戦するために心と体を鍛え、最後まで諦めずに物事を成し遂げること。
誇りとは
- 崇高な物事に感動する心を持ち、人や自然に対して畏敬の念を抱くこと。
持続可能な社会とは
- 環境や貧困、人権や平和問題など取り組まなければならない地球規模の課題が山積している中、課題解決に向けて新たな価値観や行動様式を創出すること。
授業内容
日本の文部科学省が定める学習指導要領に則ったカリキュラムで授業が行われる。
小学1年時より、外国人教員による英会話およびベトナム語会話の授業がある(ベトナム語会話は初等教育のみ)。また、音楽の時間にベトナム国歌を歌う時間がある。
英検、数学検定、漢字検定などに積極的な誘導がある。
参考文献
- 外部研究者による文献
- 元教職員による文献
- 石川泰雅, ハノイ日本人学校における特別活動の取り組みについて : 児童一人ひとりを生かす学校行事を目指して」『在外教育施設における指導実践記録』 24巻 p.27-31 2001, 東京学芸大学, NAID 110000520841
- 青谷正人, 「ハノイ日本人学校における進路資料室開設と進路便り発行への取り組み(その他) (PDF) 」『在外教育施設における指導実践記録』 33巻 p.219-222, 2010-12-24, 東京学芸大学, NAID 110008708813
- 武山昌裕, 「ハノイ日本人学校における国際理解教育(第4章国際理解教育・現地理解教育)」『在外教育施設における指導実践記録』 27巻 p.53-56, 2004, 東京学芸大学, NAID 110006624866
脚注
- ^ “学校教育目標”. ハノイ日本人学校. 2021年12月23日閲覧。
外部リンク