ノート:市民大学講座記事名の変更について市民大学から市民カレッジに移動されましたが、異議があります。まず、現実に、「○○市民大学」という名称の講座を、多くの市町村が設置している事実があります。例えば、川口市民大学、新城市生涯学習市民大学、昭島市民大学、きらめき市民大学、和光市民大学など、挙げればきりがありません。これらの名称は、各市町村が公式ページで用いているものであり、「○○市民大学」というのは市町村が用いる正式な名称です。また、文部科学省も、「○○市民大学」を認めていると思える出典があります。例えば、生涯学習の推進による住民主体のまちづくりに向けてでは、「まつえ市民大学」、「はまだ市民大学」、「島根県民大学」が講座名という扱いで登場しています。文部科学白書には、「ボランティアによる市民大学の運営」という項目があります。調査研究公募の説明文では、「これまで自治体では「人材バンク」事業や「市民大学」事業、出前講座等を実施している。」という一文があります。生涯学習奨励賞の受賞者は「特定非営利活動法人 東京雑学大学」であり、選考理由に「自由参加型の市民大学であり」の一文があります。以上のことから、本記事名は(文部科学省内でも用いられている)市民大学が適していると思います。文部科学省も市町村等の公開講座事業としての「○○市民大学」という名称を(学校教育法第135条に関わらず)認めていると考えられます。135条では「第一条に掲げるもの以外の教育施設」となっていますが、おそらく、市町村等の「○○市民大学」は、講座の名称であって教育施設ではない、という解釈かもしれませんが。以上の理由により、本記事名は、市民大学に戻したほうがよいのではないかと思いますが、如何でしょうか。なお、「"市民カレッジ" site:mext.go.jp」でググると32件、「"市民大学" site:mext.go.jp」でググると131件です。さらに、「"市民大学" site:lg.jp」でググると約5000件、「"市民カレッジ" site:lg.jp」でググると556件です。文部科学省においても、一般においても、「市民大学」の名称の方が「市民カレッジ」よりもメジャーであることが伺えます。--Nichibi 2009年2月3日 (火) 14:48 (UTC) もう一点。定義が「教育施設である」と変えられましたが、ほとんどの「市民大学」は、(文部科学省が講座名の欄に記入していることから判るように)講座の名称であって、「教育施設」ではないと思います。この定義が「教育施設である」となっているから学校教育法第135条に引っかかるわけで、定義を「講座の名称である。」とすれば、問題ないのではないでしょうか。--Nichibi 2009年2月3日 (火) 15:00 (UTC)
ご提案の話の前に一つ、確認したいことがあります。老人大学をシルバーカレッジに移動され、さらに「シルバーカレッジについては、社会教育法が根拠とされ」と編集されました。私は、老人大学というのも高齢者の市民を対象とした市民大学という「講座」の一種だと思っています。例えば、うれしの学園生涯大学の概要を見ると、公民研修所において兵庫県が開設する地域高齢者大学講座となっています。長野県シニア大学(旧:長野県老人大学)も内容は講座です。登別市老人大学は市民会館での講演、世代間交流や旅行が内容です。で、YuBonさんは、老人大学(シルバーカレッジ)は市民大学とは違って社会教育法を根拠とする事業であるとお考えなのでしょうか?また、社会教育法の何条が、シルバーカレッジの根拠となっているのか、お教えいただければ幸いです。--Nichibi 2009年2月5日 (木) 13:33 (UTC)
なるほど、特に「老人大学」だけが別というお考えではないのですね。社会教育法第22条(公民館の事業)として、「定期講座を開設すること」「討論会、講習会、講演会、実習会、展示会等を開催すること」「体育、レクリエーシヨン等に関する集会を開催すること」とあります。第48条では、学校(大学等)が開催する(市民向けの)講座について規定があります。したがって、市町村が公民館等で実施する「○○市民大学」と称する講座や、大学が地域住民向けに実施する「○○大学公開講座」は、共に社会教育法に基づく講座であり、これらを対象としたWikipediaの項目名を市民大学として記述する、という基本方針はどうでしょうか。記事名を市民大学講座に移動してもよいかと思います。この方針でいくと、市民大学には常設の教育施設は対象外になります。常設の教育施設(公民館等の汎用施設ではないもの)を持ち、市民大学と同じ性質、つまり市民向けの講座を開催する組織の例としては、千葉県生涯大学校があります。これは千葉県高齢者福祉課の管轄で、独自の施設を5つ持ちます。一方、鳥取県高齢者大学校(HP)では、鳥取県立福祉人材研修センターを「鳥取校」、鳥取県立倉吉体育文化会館を「倉吉校」、米子市福祉保健総合センターふれあいの里を「米子校」と称していて、独自の施設は持っていないようです。鳥取県高齢者大学校はどちらに入るんでしょうか?独自の施設は持たず、公民館等を借りてはいますが、「○○校」と称していることから「教育施設」ということになるのか。このあたりの線引きが簡単ではないような気がします。線引きと関連しますが、○○市民大学などの体系化というのは、どこかに出典があれば良いんですが、それがなければ体系化すること自体が独自研究になる恐れがあると思います。常設の教育施設を持つ生涯学習の記事を新設することについては、問題ないと思います。--Nichibi 2009年2月8日 (日) 03:53 (UTC) ところで、少なくとも現記事市民カレッジにおいて、『「市民〜」の代わりに、「生涯〜」、「県民〜」、「シルバー〜」、「高齢者〜」、「長寿〜」、「老人〜」等が用いられる例も多い。』となっていますが、これは「〜」の部分が「大学」であることを前提とした記述であり、「〜」が「カレッジ」に置き換わってしまうと、問題があります。「"老人大学" site:lg.jp」でググると820件、「"老人カレッジ" site:lg.jp」でググると0件、「"高齢者大学" site:lg.jp」でググると2070件、「"高齢者カレッジ" site:lg.jp」でググると2件、「"長寿大学" site:lg.jp」でググると216件、「"長寿カレッジ" site:lg.jp」でググると0件です。つまり、現記事では「○○カレッジ等が用いられる例も多い」という意味の内容になっていますが、現実には、多くない、のです。この意味で、記事名を「市民カレッジ」にしてしまうと記事内容に問題が生じる、と思ったのが、本ノートでの問題提起のきっかけです。--Nichibi 2009年2月8日 (日) 03:53 (UTC)
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