ノトデン
ノトデン( Notodden )は、ノルウェーのテレマルク県にある基礎自治体(以下、本稿では便宜上「市」と表記する)。東テレマルク地方に位置する。市政の中心はノトデン町で、ノトッデンとも表記される。人口は13,025人(2023年[2])。 1913年にヘッダールから分立し成立。1964年1月1日の行政改革でヘッダールとグランスヘラーの各市を編入し、再出発した。 市街から数キロのところに、国内最大級のスターヴ教会(樽板教会)であるヘッダール・スターヴ教会がある。市の西部にはノトデン空港がある。ノルスク・ハイドロは国内初の水力発電所を町内に置いた。関連する産業施設群は、リューカン=ノトデンの産業遺産の一部として、世界遺産リストに登録されている。欧州有数のブルース音楽祭とされるノトデン・ブルース・フェスティバルで知られるが、ほかにモツトイ・フェスティヴァーレン (Motstøy Festivalen) というメタル音楽祭も開かれる。 基礎情報地名頭の not は引き網漁、odde は岬の意味で、大意は「漁場」ということになる。 紋章1939年8月11日に制定された紋章には、青地に川から稲妻が出るさまがシルバーで描かれている。市内のティン川が流れ落ちるティンフォス滝には19世紀後期、国内初の水力発電所が建設された[3]。 ゆかりの人物
イギリスで有名なアメリカ人ブルース歌手のシーシック・スティーブ は近年、この地に居を定めている。 スポーツサッカーのノトデンFKの本拠地。 姉妹都市2008年、ノトデン市議会はリサルミ、ニーショーピング、シュテレとの姉妹都市提携を解消するとともに、スヴァウキを新たに姉妹都市とした[4][5]。
脚注
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