ネパール共産党(ネパールきょうさんとう、略称NCP)は、ネパールにかつて存在した政党。ネパール共産党統一マルクス・レーニン主義派とネパール共産党 (毛沢東主義派中央)が、8カ月間の党統一調整委員会による両党の調整の末、2018年5月17日に統一し、結成された[4]。だが2021年3月7日、党名を理由に統一は無効化された(後述)。
2017年10月3日、ネパール共産党統一マルクス・レーニン主義派とネパール共産党 (毛沢東主義派中央)の2大共産党とナヤ・シャクティ党が、今後の立法府と地方選挙の連合を発表した。 3つの政党はまた、統一調整委員会を結成し、選挙後に合併すると発表した[5][6][7]。2017年10月14日には、ナヤ・シャクティ党は2党との違いを理由に、合併から離脱した[8]。残りの2つの党間の連合は、下院で議席の過半数を獲得し、州議会選挙にも勝利した[9][10][11]。党はまた、上院の議席の3分の2を獲得した[12][13]。選挙後の連邦議会の形成に続いて、K.P.シャルマ・オリは2018年2月15日に首相に選出された[14][15]。2つの政党の合併は当初、元のネパール共産党の結党時期(1949年4月29日)に合わせて、2018年4月22日に計画されていたが[16]、残された問題の整理のため、統一が保留された。統一は2018年5月17日に正式に完了した[17]。
しかし2021年3月7日、最高裁判所は同名の政党(ネパール共産党 (2013年)(英語版)、リシ・カテル(英語版)議長)がすでに選挙管理委員会に登録されていることを理由に2018年の統合を無効化した。このため党は統合前の状況に戻り、再度統合するためには新たな党名が必要となった[18]。
党の選挙シンボルは太陽[19]。
ネパール共産党 (174) - ネパール会議派 (63) - ラストリヤ・ジャナタ党 (17) - 連邦社会主義派フォーラム (16) - 無所属 (5)