ネアズ海峡
ネアズ海峡、ナレス海峡[1]、ナーレス海峡[2] (Nares Strait、デンマーク語:Nares Strædet) はカナダ領エルズミーア島とグリーンランドの間の海峡で、バフィン湾の一部であり、デーヴィス海峡とリンカーン海を結んでいる。ネアズ海峡は南からスミス海峡、ケイン湾、ケネディー海峡、ホール湾、ロブスン海峡で構成されている。 1964年にデンマーク政府とカナダ政府によって名前が決められた。 この海峡やその周辺海域は、海氷などにより船が航行するには非常に危険な海域である。だが、8月は砕氷船により航行可能になる。1948年以前はケイン湾の北まで無事に航海できた記録がある船は5隻だけである。 名前はイギリスの海軍士官ジョージ・ネアズに因んでいる。 海峡内にある小さな島ハンス島はカナダとデンマークが共に領有権を主張していたが、2022年6月14日に両国はハンス島の分割領有に合意した[3]。 →詳細は「ウイスキー戦争」を参照
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