ニマン川
ニマン川(ニマンがわ、ロシア語: Ниман)は、ロシア連邦のハバロフスク地方及びアムール州を流れるブレヤ川の右支流の一つである。 満州語などのトゥングース語ではオロンキ川(Olongki bira)、漢語では斡倫奇河と呼ばれていた[1]。 概要ニマン川の長さは353㎞、流域面積は16,500㎢で、エソプ山を源流とする。 17世紀よりこの地方を支配するようになった清朝(ダイチン・グルン)の記録によると、黒竜江城より丸木舟で1ヶ月ほどでオロンキ川(ニマン川)とニオマン川(ブレヤ川)の合流地点に至ったという[2]。17世紀後半には正黄旗蒙古都統ノミン・鑲紅旗蒙古副都統フワシャン・黒竜江副都統ナチンらによる調査が行われ[3]、清朝作成の黒竜江流域地図(「ランタン地図」)にもオロンキ川の位置と名称が記されている[4]。 参考文献
脚注 |