ニコラ=トゥサン・シャルレ
ニコラ=トゥサン・シャルレ(Nicolas Toussaint Charlet、1792年12月20日 – 1845年10月30日)はフランスの画家、版画家である。フランス革命戦争で亡くなった兵士の息子で、18世紀初めの戦争に関わる絵画、版画を描いた。 略歴パリで生まれた。父親はフランス革命に、サンブル・エ・ミューズ連隊(Armée de Sambre-et-Meuse)に兵士とした加わり、シャルレが6歳であった1798年9月に戦死した。父親の故郷で十分な教育を受けることなく育てられ、パリで役人になり、新兵検査の仕事などをしていたが、フランス復古王政の時代になった1816年に仕事を失った。 ジャック=ルイ・ダヴィッドの弟子たちを継承していたアントワーヌ=ジャン・グロの工房に1817年に入った。版画作品が人気になり、水彩画や素描でも人気を得るようになった。 当時の人々の記憶に新しい、フランス革命やナポレオン戦争時代の人々を描いて、フランス人の共感を得て、多くの版画集を出版した。 1838年に、エコール・ポリテクニークの教授に任命され、漫画家(cartoonist)のアメデ・ド・ノエらがシャルレの教室で学んだ。 作品
参考文献
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