ニコラ・ヤキモフスキー
ニコラ・ヤキモフスキー(マケドニア語: Никола Jaкимoвcки, 英語: Nikola Jakimovski, 1990年2月26日- )は、マケドニア共和国・クリヴァ・パランカ出身のサッカー選手。アポロン・スミルニFC所属。ポジションはミッドフィールダー。 来歴FKマケドニヤ・ジョルチェ・ペトロフのユース組織で育った。2008-09シーズンにトップチームへ昇格し、マケドニア1部リーグでプレーした[1]。2010年にハンガリーのフェレンツヴァーロシュTCと契約を結ぶが、2010-11シーズン後期にマケドニア1部リーグのFKテテクスへレンタルで放出された[2]。フェレンツヴァーロシュでは主に2部に所属するセカンドチームでのプレーに終始し、リーグ戦出場は1試合のみだった。唯一の出場機会は2010年9月1日のジェールETO FC戦で、アンドレ・シェンブリとの交代で81分から途中出場した[3]。 2011年8月24日、セルビアのFKヤヴォル・イヴァニツァとの契約が発表された[4]。2011年8月27日のFKラドニチュキ1923戦で初出場し、その後数カ月の活躍で11月中旬には強豪レッドスター・ベオグラードからの興味が複数紙で報じられた[5]。11月26日のFKハイドゥク・クラ戦では、クロスからミロヴァン・ミロヴィッチの決勝ゴールをアシストした[6]。自身の初ゴールは2012年8月18日のFKスメデレヴォ戦で、イフェアニー・オニーロのパスを利き足の左足で決めた[7]。 2012年11月25日、中日スポーツはヤキモフスキーが名古屋グランパスエイトと仮契約を交わしたと報じた。獲得にあたっては同郷のボシュコ・ジュロヴスキの推薦があった。名古屋のゼネラルマネージャー久米一正は「ポストプレーもできるし、サイドもトップ下もできる。センターFWもこなす」と彼のプレースタイルを説明した[8]。中日スポーツは同時に「22歳のヤキモフスキには未知数な部分もあり、今後の成長への期待も含めた獲得でもある」とも称している。 同年12月11日、メディカルチェックのために鞄1つで来日し、翌12日に入団が発表された[9][10] 。中日スポーツは移籍金が推定4000万円、年俸は1200万円としている[11]。2013年シーズン終了後に退団[12]。 2016年2月1日、カルチョ・コモからFCバーリ1908に移籍した[13]。 代表歴U-17(U=under、17歳以下)、U-19の各年代別のマケドニア共和国代表に選出されており[14]、2011年からはU-21代表の一員である[15]。U-21代表では、2011年11月のUEFA U-21欧州選手権2013予選に2試合出場している[16]。名古屋入団の際のプレスリリースでは、U-17、U-19代表でキャプテンを務めたことが紹介された[10]。 個人成績
脚注
関連項目外部リンク
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