ナンヨウチヌ
(Pacific seabream) 台湾や海南島、香港からオーストラリア北部にかけてに生息[1]するチヌ、クロダイ。 日本では琉球列島に生息する。内湾や河口域を好み、淡水にも入る。全長約50cm[2]。 形態クロダイの仲間の中でも体高が高め。尾びれは丸く切れ込む。背鰭棘条部中央線上方横列鱗 (背びれと側線の間の鱗の数) は3.5枚[2]。すべてのヒレが黒い。吻は尖らず丸みを帯びている[1]。キチヌと比べるとやや寸詰まりの体型[3]。甲殻類、貝類、環形動物、小魚、海藻等幅広く捕食する。 人間との関わり東南アジアでは食用魚として漁獲されている。日本やオーストラリアなどで釣りの対象魚として人気[1]。 脚注
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