ドメン・プレヴツ
ドメン・プレヴツ(Domen Prevc、1999年6月4日 - )はスロベニアのスキージャンプ選手である。兄のペテル・プレヴツ、ツェネ・プレヴツ、妹のニカ・プレヴツもスキージャンプ選手。1990年代の葛西紀明に勝るとも劣らない、時に顔がスキーよりも前に来る深い前傾姿勢が特徴的である。 経歴2015/16シーズンはサマーコンチネンタルカップ最終戦で優勝し、16歳でワールドカップ開幕戦のクリンゲンタール大会( ドイツ)でデビューし8位でポイントを獲得し、エンゲルベルク大会( スイス)1日目で2位、札幌大会( 日本)1日目で2位と、2度表彰台に登り、総合14位で終えた。ジュニア世界選手権ルシュノヴ大会( ルーマニア)では個人銀メダル、混合団体金メダルのメンバーとなった。 2016/17シーズンには、ワールドカップ開幕戦のルカ大会( フィンランド)で出場19試合目にして初優勝を果たした[1]。この年は4勝し、2位1回、3位1回で総合6位となった。世界選手権ラハティ大会( フィンランド)は個人ノーマルヒル34位で終えた。 2017/18シーズンはワールドカップに不定期で参戦し、ヴィケルスン大会( ノルウェー)の4位が最高で、総合33位であった。スキーフライング世界選手権オーベルストドルフ大会( ドイツ)は個人21位、団体2位のメンバーとなった。 2018/19シーズンは、シーズン終盤のヴィケルスン大会( ノルウェー)で優勝、プラニツァ大会( スロベニア)で2位に入り、フライングヒルでの強さを見せた。総合13位で終えた。 2019/20シーズンは最高4位、総合19位で終えた。 2020/21シーズンは序盤に行われたフライング世界選手権プラニツァ大会( スロベニア)では個人21位、団体4位となり、終盤に行われた世界選手権オーベルストドルフ大会( ドイツ)では男子団体5位のメンバーとなった。ワールドカップ最終戦プラニツァ大会では3戦とも1桁順位であったが、ワールドカップ総合では22位で終えた。 2021/22シーズンはワールドカップ序盤が不調でポイントが取れず、コンチネンタルカップに回ったがそこで2勝するなどし、後半はワールドカップに復帰し総合44位で終えた。フライング世界選手権ヴィケルスン大会( ノルウェー)では個人6位で、団体金メダルに貢献した。 2022/23シーズンは、ワールドカップで4シーズンぶりの表彰台を獲得し、総合18位であった。世界選手権プラニツァ大会は、個人ラージヒルのみの出場であった。 2023/24シーズンは、ワールドカップ札幌大会第2戦で5シーズンぶりの優勝を果たし、総合13位であった。フライング世界選手権バート・ミッテルンドルフ大会は、個人14位、団体金メダルのメンバーとなった。 主な競技成績世界選手権
フライング世界選手権
ジュニア世界選手権ワールドカップ
サマーグランプリ
コンチネンタルカップ
脚注
外部リンク
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