ドスパト
ドスパト(ブルガリア語: Доспа̀т, ラテン文字転写: Dospat)は、ブルガリア南部のスモリャン州にある町。ロドピ山脈のドスパトダム近くに位置する。同名のドスパト市における、行政の中心地。人口は2425人(2010年12月)で[2]、そのほとんどがムスリム・ブルガリア人である。 12世紀ないし13世紀に、専制公(デスポティス)アレクシウス・スラヴが町を建設したと考えられている。町名はこの「デスポティス」に由来するとみられる。付近のドスパトダムはブルガリアで最も標高の高いダムで、その容量は国内第二の大きさを持つ。ドスパト川はこのダムを水源とする。ダム湖の湖底には、第二次世界大戦期にドイツ帝国軍が使用した飛行場の跡がある。 南極のリヴィングストン島にあるドスパト・ピークは、この町にちなんで命名された。 脚注
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