トム・ロギッチ
トム・ロギッチ(セルビア語: Том Рогић, 英語: Tom Rogić)ことトーマス・ピーター・ロギッチ(セルビア語: Томас Петар Рогић 発音: [tômaːs pětar rǒːgitɕ], 英語: Tomas Petar Rogić [ˈrɒɡɪtʃ] ROG-itch[3]、1992年12月16日 - )は、オーストラリア・グリフィス出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはMF。元オーストラリア代表。 来歴クラブセルビア系の家系に生まれたロギッチはオーストラリアのACTブルース にあるラドフォード大学(en)に進学した[4]。 20歳の2013年1月13日、スコットランドの名門セルティックFCに加入し自身初の海外移籍を果たした[5]。同年2月3日のインヴァネス・カレドニアン・シッスルFC戦でリーグデビューを果たし、初得点も記録する[6]。 その後はチームの主力として奮闘し、2016-17シーズンにはチームのリーグ6連覇の原動力にもなった。メディアではしきりにアーセナルFCやフィオレンティーナ、バレンシアから勧誘されたと報じられたものの、ロギッチは2016年8月9日にセルティックと契約を更改し[7]、その翌日にスコティッシュリーグカップで対戦したマザウェルを5–0 で下した試合では2得点を挙げた[8]。さらにチャンピオンズ・リーグのプレーオフ戦を2016年8月17日に迎えると1ゴール目を入れてハポエル・ベエルシェバFCに先制し、チームはこの試合を5–2で勝つことになる[9]。同年11月27日にハムデン・パークで迎えたスコッティッシュリーグカップ決勝(en)ではアバディーンを3-0で破り、優勝する[10]。 故障リスト期間中の2016年12月3日にファーパークで再びマザーウェルと当たると、セルティックが 4–3 で接戦を切り抜ける原動力となった[11]。 シーズンもかなり進んだ2017年5月27日、ロギッチは2017年スコッティシュカップ(en)決勝戦となる対アバディーン戦で国内No. 1 の座をセルティックにもたらした[12]。 セルティックとの契約更改は2018年5月に迎え、2023年初夏まで向こう5年は在籍することが決まった[13]。2021-22シーズンは同郷のアンジェ・ポステコグルー監督の元、リーグ戦32試合に出場したが、シーズン終了後に退団を発表した。 2022年9月12日、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCへの加入が発表された[14]。 代表ロンドン五輪のオーストラリア代表として召集され、A代表には2012年11月14日に韓国代表との親善試合で代表デビューを飾る。 2018 FIFAワールドカップ・アジア予選の最終予選では、日本国内のサッカー紙でも警戒すべき選手として大々的に報じられていた[15]。2017年8月31日の日本代表戦では先発出場した[16]が、チームは敗れ、プレーオフに回ることになった。 プレースタイル主にトップ下などの中盤に入り、FWを活性化させる役割を担っている。パスの精度が高く、ボール一本で自由に味方を動かせるため、代表戦では他チームからも警戒される存在となっている[17]。 個人成績
代表歴出場大会試合数
タイトル
脚注
外部リンク
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