デヴィッド・パットナム(David Puttnam, 本名:David Terence Puttnam, Baron Puttnam, CBE, 1941年2月25日 - )は、イギリスの映画プロデューサー。
人物
ロンドン・サウスゲイト出身。母方はユダヤ系[1]、父親は写真家[2]。
1960年代後半に映画プロデューサーとして活動を始め、『ミッドナイト・エクスプレス』や『キリング・フィールド』、『ミッション』といった社会派色の強いドラマ映画をプロデュース、その多くがアカデミー賞などの映画賞を受賞・ノミネートされるなど高い評価を受けている。
コカ・コーラ傘下のコロンビア映画の経営に当たった時期は、ヒット作は作らずに、ハリウッド式の映画の批判を繰り返し、コカ社のロベルト・ゴイズエタ会長(カンザス計画を参照)を苛立たせ、すぐに首になった。
1985年の第1回東京国際映画祭では審査委員長を務めた。1983年、大英帝国勲章CBEを授与された[3]。1996年ベンジャミン・フランクリン・メダル受賞。
主なプロデュース作品
その他
- 石田達郎は、1971年の映画『小さな恋のメロディ』の大ファンだったことから、同作のプロデューサーであるパットナムと親交を持っていた。1990年7月19日に石田が亡くなった際、パットナムは最後に「亡き石田達郎氏に捧ぐ」とクレジットした[4]。
脚注
外部リンク