デンマークの教育
デンマーク王国の教育(Education in Denmark)では、16歳までの9年間が義務教育となっており、またボローニャ・プロセス、欧州資格フレームワークが導入されている[3][4]。 教育指数は0.993で、世界一位(2007年。 オーストラリア、フィンランド、ニュージーランド、キューバと並ぶ)[5]。 義務教育フォルケスコーレ(Folkeskole, 国民学校, public school)による義務教育が 15歳まであり、学費は無料。 K-10卒業にてNQFレベル2に認定される[3]。卒業後82%が継続して高等教育等を受ける。 →カリキュラムについては「フォルケスコーレ § 科目」を参照
後期中等教育デンマークの後期中等教育教育は高等教育準備過程と職業教育に分かれる。
ギムナジウム→「ギムナジウム」も参照
3年間の高等教育準備課程(レベル3A)[6]。 中世初期にローマ・カトリック教会により、修道士の学校として設立。7つの学校は12 − 13世紀に設立され、今日も継続して運営。中世のギムナジウムは、教会に使える者を育てるために、ラテン語、ギリシャ語の読み書きと会話能力を教えていた。1536年、王室の管轄となり、プロテスタント教会の視座からの教育が行われる。
高等予備試験(Højere Forberedelseseksamen, HF)2年間の高等教育準備過程(レベル3A)[6]。修了者はNQFレベル4に認定される[3]。
高等商業試験課程(Højere handelseksamen, HHX)3年課程(レベル3A)[6]。おおよそ50校が存在。
高等技術試験課程(Højere teknisk eksamen, HTX)3年課程(レベル3A)[6]
後期中等職業教育3−5年課程の職業教育(Vocational Upper Secondary Education, レベル3C)[6]。修了時には職業教育サーティフィケートが付与される(NQFレベル3-5)[3]。 第3期の教育
国家資格フレームワークデンマークの国家資格フレームワーク(NQF)は欧州資格フレームワーク(EQF)と同等の8段階レベルを採用している[3]。 脚注
関連項目外部リンク
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