デュズジェ(Düzce)は、トルコ黒海地方デュズジェ県の都市で同県の県都。
概要
デュズジェ県はトルコの81番目の最も新しい県である。黒海に面していて、首都のアンカラとイスタンブールの中間に位置している。それぞれの距離はアンカラは東に240km、イスタンブールは西に228kmである。1999年に起きた、イズミット地震とデュズジェ地震で大きな被害を受けた。黒海西岸の高原上に位置している。主要な農産物は、小麦、とうもろこし、タバコ、ナッツ、野菜などである。
紀元前3世紀から居住があったとされる歴史的なエリアである"Konuralp"は、デュズジェの北8kmにある。紀元前74年まで、ビテュニアで最も重要な都市の一つであったとされる。その後、このエリアはローマ帝国によって征服され、ラテン文化やキリスト教の影響を受けた。395年にローマ帝国が分断され、東ローマ帝国による支配が始まった。14世紀、ビザンチン帝国との戦いの後、オスマン帝国の支配下となった。
気候
デュズジェの気候
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月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
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平均最高気温 °C (°F)
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8.0 (46.4)
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10.0 (50)
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13.5 (56.3)
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18.7 (65.7)
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23.0 (73.4)
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26.9 (80.4)
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28.8 (83.8)
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28.8 (83.8)
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25.5 (77.9)
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20.5 (68.9)
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15.0 (59)
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9.8 (49.6)
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19.04 (66.27)
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平均最低気温 °C (°F)
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0.4 (32.7)
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1.2 (34.2)
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3.4 (38.1)
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7.3 (45.1)
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10.9 (51.6)
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14.5 (58.1)
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16.8 (62.2)
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16.8 (62.2)
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13.2 (55.8)
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9.7 (49.5)
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4.9 (40.8)
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2.2 (36)
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8.44 (47.19)
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降水量 mm (inch)
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83.5 (3.287)
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70.1 (2.76)
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70.4 (2.772)
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59.4 (2.339)
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61.2 (2.409)
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59.0 (2.323)
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45.3 (1.783)
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55.0 (2.165)
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50.2 (1.976)
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84.7 (3.335)
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87.0 (3.425)
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102.0 (4.016)
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827.8 (32.59)
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平均降雨日数
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15.3
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14.1
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13.8
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12.5
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11.5
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9.7
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6.7
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6.8
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7.9
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11.5
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12.9
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15.8
|
138.5
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平均月間日照時間
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55.8
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75.6
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117.8
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156
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223.2
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261
|
279
|
263.5
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201
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136.4
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84
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52.7
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1,906
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出典:Devlet Meteoroloji İşleri Genel Müdürlüğü[1]
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脚注
外部リンク
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