デモイン (防護巡洋艦)
デモイン (USS Des Moines, C-15/PG-29/CL-17) は、アメリカ海軍の防護巡洋艦。デンバー級防護巡洋艦の1隻。艦名はアイオワ州デモインに因む。 艦歴デモインは1900年8月28日にマサチューセッツ州クインシーのフォアリバー造船所で起工した。1902年9月20日にE・マッコーマー夫人によって命名、進水し、1904年3月5日に艦長A・マクラキン中佐の指揮下就役した。デモインは1920年7月7日に PG-29 (砲艦)に艦種変更され、1921年8月8日に CL-17 (軽巡洋艦)に再び艦種変更された。 1904年6月および7月、デモインは西インド諸島に巡航し、その後8月29日にヨーロッパ戦隊と共にボストンを出航、フランス、イギリス、アイルランド、ノルウェー、オランダ、ベルギー、スペイン、イタリアの各港を訪問、12月11日にバルバドスに到着し北大西洋艦隊に合流した。デモインは艦隊と共にカリブ海およびメキシコ湾を巡航し、砲撃訓練およびその他の演習を行い、調査やアメリカ合衆国の権益保護活動に従事した。 デモインは1906年2月16日にボストンに帰還し、続く5年にわたって大西洋、カリブ海、メキシコ湾などを広く巡航した。デモインは演習に参加し、政府職員や海兵隊を運び、1906年4月のアナポリスにおけるジョン・ポール・ジョーンズの再埋葬、1906年9月のオイスター・ベイにおけるセオドア・ルーズベルト大統領による観閲式などの記念式典に参加した。
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