前身はイギリスで建造中であったドイツ商船「ノイエンフェルス(Neuenfels)」で、1920年にスペインが購入して1921年5月から水上機母艦に改装し、9月に完了して1922年にスペイン海軍にて就役した。気球・飛行船及び、12機から20機の水上機の運用が可能であり、公式には「海軍移動航空基地(Estación Transportable de Aeronáutica Naval)」とされていた。リーフ共和国との戦争(第三次リーフ戦争)における揚陸作戦(アル・ホセイマ上陸(スペイン語版))で、最初期の艦載機による揚陸支援を行ったことで知られている。1935年に除籍後、スペイン内戦中にカルタヘナで空襲を受けて沈没。1940年3月1日に浮揚後に解体処分された。