デイブ・ブッシュ
デビッド・トーマス・ブッシュ(David Thomas Bush, 1979年11月9日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の元プロ野球選手(投手)、野球指導者。右投右打。 経歴プロ入り前2001年のMLBドラフト4巡目(全体109位)でタンパベイ・デビルレイズから指名されるものの、この時は契約しなかった。 プロ入りとブルージェイズ時代2002年のMLBドラフト2巡目(全体55位)でトロント・ブルージェイズから指名され、契約を結ぶ。 2004年7月2日にブルージェイズでメジャーデビュー。 ブルワーズ時代2005年オフにライル・オーバーベイとのトレードで、ゲイブ・グロス、ザック・ジャクソンと共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した。 2006年はリーグ4位の与四球率1.63、同4位のWHIP1.14を記録し、チーム最多の12勝を挙げた。 2007年は3年連続で二桁敗戦を喫するも、2年連続でチーム最多の12勝を挙げた。 2008年は開幕から4試合で18失点と打ち込まれ、4月下旬にマイナーに降格した。1試合の登板を経てメジャーに復帰後は8月には防御率2.12、WHIP1.00を記録するなど好投することもあれば大量失点を喫することもあるなど波のある投球を続けたが、3年連続185イニングに到達し、リーグ5位のWHIP1.14を記録した。 2009年は4月23日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で8回1死まで無安打無失点の快投を見せる。しかし5月3日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦から10試合連続で被本塁打を浴び、6月20日のデトロイト・タイガース戦で打球が右腕に当たり、三頭筋断裂で故障者リスト入りする。8月下旬に復帰後は7試合で1本塁打に抑えたが、100イニング以上の投手中ナショナルリーグワーストの防御率6.38に終わった。 2010年は5月21日のミネソタ・ツインズ戦では1死しか取れずに7失点で降板。8月11日のダイヤモンドバックス戦ではメジャータイ記録となる4者連続被本塁打を喫し、8勝13敗、防御率4.54、WHIP1.51の成績に終わる。 ブルワーズ退団後2011年1月30日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結ぶ。メジャーでは3先発を含む17試合に登板したが、防御率5.79、WHIP1.50の成績を喫し、7月6日に自由契約となった。15日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだが、8月11日に契約を破棄し、14日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ。 2012年6月6日、不振により退団したアキリーノ・ロペスの代役として韓国プロ野球のSKワイバーンズと契約した。SKでは先発として起用されたが4勝に終わり内容も悪く期待を裏切り、同年限りで退団となった。 2013年はプロ入り時の古巣であるブルージェイズとマイナー契約を結び、1登板のみで10月に自由契約となった。 引退後2017年にはWBC第4回大会で中国代表の投手コーチを務めている。 2019年にはボストン・レッドソックスのマイナーリーグ投手コーディネイターに就任した[1]。 2020年シーズンからはレッドソックスの投手コーチへ就任し[2]、2023年まで務めた[3]。 詳細情報年度別投手成績
背番号
代表でのコーチ歴脚注
関連項目外部リンク |