ディンソール
ディンソール(Dinsor, Dinsoor, Diinsoor)はソマリア南西部のベイ地域にある町[1]。ディンソール地区の行政中心地。 歴史1805年、遊牧民が山のふもとに泉を発見し、この町が作られた。 1997年、豪雨によりディンソールを含むソマリア南部は大規模な農被害を受けた[2]。 2006年12月初旬、イスラーム過激組織イスラム法廷会議がディンソールを占領。12月末にソマリア暫定連邦政府とエチオピアの連合軍が奪還。 2008年、イスラーム過激組織アル・シャバブがソマリア暫定連邦政府からディンソールを奪った[3]。 2009年3月、アル・シャバブはディンソールを通る道路に設けられていた関所を「強盗による不当なもの」として撤廃[4]。 2011年の東アフリカ大旱魃で大きな被害を受けた[5]。 2011年6月、首都モガディシュに避難してきたディンソールの住民が「アル・シャバブはザカートの名目で住民から家畜を徴発している」と訴えている[6]。 2012年3月、ディンソールにおいて、アル・シャバブの合同会議が開かれ、ハッサン・ダヒール・アウェイス、ムクタール・ロボウなどの有力者も参加した[7]。 2013年12月、アル・シャバブはラジオ放送でディンソール住民に戦闘参加を呼び掛けたが、住民はこれを拒否[8]。 2015年2月、アメリカ軍は無人機を使ってディンソールを空爆。これによりアル・シャバブの司令官の一人が死亡[9]。この戦闘で、住民のほとんどがいなくなっている[10]。 2015年7月、ソマリア政府軍とAMISOMがアル・シャバブからディンソールを奪還[11]。 人口人口は1万9千6百人(2012年)[12]。ディンソール地域全体では75,769人(2005年)[13]。 著名な人物
脚注出典
参考文献
|