ディニャル・ビリャレトディノフ
ディニャル・ビリャレトディノフ(ロシア語: Динияр Ринатович Билялетдинов, タタール語: Динияр Ринат улы Билалетдинев, 1985年2月27日 - )は、ロシアのサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。タタール人であり、ムスリムである。2022年9月、ロシアのウクライナ侵攻中の部分動員の一環としてロシア陸軍に召集された[2]。 経歴クラブ2004年、19歳でFCロコモティフ・モスクワの下部組織から昇格すると、すぐさまレギュラーに定着し、リーグ優勝に貢献。最優秀ヤングプレイヤーに選出された。2007年シーズンは22歳ながらもキャプテンを務めた。 2009年夏、推定900万ユーロ(約12億円)の移籍金でイングランドのエヴァートンFCへ移籍した。契約期間は2014年6月30日までの5年間。エヴァートンでは在籍2年半で公式戦77試合・9得点の結果を残した。 2012年1月、FCスパルタク・モスクワに推定500万ユーロの移籍金で移籍した。 2015年7月24日、FCルビン・カザンに移籍した。 2017年9月24日、リトアニアのFKトラカイに移籍した。 代表2005年、20歳でロシア代表に選出。この頃から、ドミトリ・ロスコフ、イェーゴリ・チトフの後継者と呼ばれるようになる。2007年11月21日、UEFA EURO 2008予選のアンドラ戦では右サイドのピンポイントクロスで、ドミートリー・シチョフの決勝ゴールを演出。予選突破に貢献した。しかし、UEFA EURO 2008を境に、怪我の影響とセルゲイ・セマクの代表復帰により代表での居場所を失い、EURO 2008以降、1年2か月間、出場機会がなかった。2009年9月5日のリヒテンシュタイン戦で久々に代表での出場を果たすと、同年11月14日の2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選プレーオフ、スロベニア戦 (2-1)では2ゴールを挙げる活躍をみせ、勝利に貢献した。しかし、第2戦 (0-1)でチームはアウェーゴールの差で敗れたため、2010 FIFAワールドカップ本大会進出はならなかった。 UEFA EURO 2012予選では5試合に出場したが、途中出場がメインだった。この頃からエヴァートンでの出場機会が減少し始め、UEFA EURO 2012出場を見据えてスパルタク・モスクワへ移籍したが不調を引きずり、本大会に出場するメンバー23人はおろかバックアップメンバーからも落選した。ファビオ・カペッロ監督に代わってからは招集されなくなった。 人物
個人成績
代表での成績出典[3]
代表での得点
獲得タイトル
出典
外部リンク
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