ディスタントミュージック
ディスタントミュージック (Distant Music) はアメリカ合衆国で生産された競走馬、種牡馬。 経歴競走馬時代1999年(2歳)6月にバリー・ヒルズの息子のマイケル・ヒルズが騎乗して競走馬デビュー戦を迎え、デビュー戦で初勝利を挙げた。以降しばらくマイケル・ヒルズが主戦騎手として騎乗することになる。9月には重賞競走初挑戦となったシャンペンステークスを制しデビュー2戦目で重賞競走初勝利を挙げた。さらに10月にはG1競走初挑戦となったデューハーストステークスも制し、デビュー戦以来無敗でG1競走初勝利を挙げた[1]。そしてレース後は休養に入った。 2000年(3歳)休養を終えて、4月に復帰戦となったグリーナムステークス (G2) に出走したが、2着となりデビュー戦以来の連勝が止まり、続く2000ギニーは8着という結果に終わった。秋は休養を挟み9月にホワイトローズパークステークス (G2) を制し、10月のチャンピオンステークスはカラニシに敗れて3着だった。その後はアメリカ合衆国へ遠征し、鞍上にコーリー・ナカタニを迎えてブリーダーズカップ・マイルに出走したがウォーチャントに敗れて10着という結果に終わり、帰国後は休養に入った。 2001年(4歳)休養を終えて古馬となっての初戦は4月に新たにリチャード・ヒューズを鞍上に迎えてアールオブセフトンステークス (G3) に出走したが4着だった。以降ヒューズが主戦騎手を務める事になった。その後休養を挟み、8月にアイルランドへ遠征し、アイリッシュインターナショナルステークス (G2) を制した。しかしその後は8月のサセックスステークスとインターナショナルステークスは共に5着、2年連続出走となった9月のホワイトローズパークステークス (G2) は6着という結果に終わった。そして10月の2年連続出走となったチャンピオンステークスでは約1年ぶりにマイケル・ヒルズが騎乗して出走したが6着という結果に終わり、この年限りで競走馬を引退した。 種牡馬時代5歳となった2002年よりアイルランドにあるモリスタウンラティンスタッドで種牡馬入りし、2007年からはイギリスにあるヘッジホルムスタッドで繋養されている。 日本には、2008年現在競走馬としての産駒は導入されていない。 血統表
血統背景
脚注外部リンク
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